BEAT PARADOX presents BASKET vol.4 公演情報 BEAT PARADOX presents BASKET vol.4」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2024/04/07 (日) 17:00

    「ひとつぶひとひらひとかけら」を観劇。

    この作品は、ハグハグ共和国によって2019年の3月末に琵琶湖畔にある滋賀里劇場プレ・オープニング公演として2日間3ステージのみ上演され、翌々年東京でも再演されたものだ。無論私はその双方を観ている。
    ただ、今回の上演にあたっては、BEAT PARADOX(テアトル・アカデミーの受講者)向けに1時間強と本来の1/2ほどの長さに書き換えられている。

    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    若手&新人メンバー芝居と謳っていたので、てっきり若者中心の座組かと思っていたら、いきなり高齢の女性群(セクハラといわれるかもしれないが、所謂おばさま世代)が登場したのでびっくり。
    しかも最初に登場した女性はその最初の台詞をトチってしまう有様(「もういい~か~い」という遠くからの問いかけに「もう…」と言いかけて、あわてて「ま~だだよ~」と言い直していた。
    その後5人が加わり、教員同士のレクレーションについての協議が始まる。この部分は本来の「ひとつぶひとひらひとかけら」にはなく、全く別のハグハグ共和国の作品。メンバーの高齢者用に付け加えたものだろうが、この部分と後半の「ひとつぶひとひらひとかけら」との繋がりがわからない。小石と「虐待されていた妹と私は草むらに隠れ、その隙間から空を見ていた」という台詞、そしてその女性教師と「ひとつぶひとひらひとかけら」に出てくる女子高生の苗字が同じことからこの2人が姉妹なのか、と推測するのみ。それ以外には前半と後半に全く繋がりがないからメンバーの年代構成に合わせて2つの作品を無理やりくっつけたという感じしかしない。

    本体の「ひとつぶひとひらひとかけら」も同様にメンバー構成上やむをえなかったのだろうが、子役が多数登場し、まあそれなりに上手いのだが、一様に活舌が悪い。
    時間を司る3人の女神にしても過去と現在が小学生の子役で、未来だけが高校生と思しき役者、とバランスが悪い。過去<現在<未来の順に背が高い配役としてはいるが、登場時には一番子供っぽい口調の未来を3人の中では一番年長の役者が演じるというのはどうにも…。もっともこの役はハグハグ共和国版では今回リーディング助手を務めている生粋万鈴が演じていたのだから、前半と後半の切替など難しい役ではあるのだが…。

    この「ひとつぶひとひらひとかけら」本体部も大幅に書き換えられており、役者陣のスキルもあって(熱意は感じられるものの)物語としての深みが減じられてしまった。
    良くも悪くも発表会レベル。

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