実演鑑賞
満足度★★★★
“天才”という概念に縛られ、悩み苦しむ若い作曲家
そんな彼に追い打ちをかける容赦なき指導者
破滅へのカウントダウン、さすが韓国作品は人の業を魅せるのが巧く、グイグイ突き進むスリリングさが自国でヒットした理由なのだと思うけれど、もうひとつ
ミュージカル作品だということ
ストレートで演じられるよりもずっとドラマチックな仕上がりで怖いだけじゃない
本作は韓国の作品を日本の俳優さんが演じ、全て日本語に訳されての公演
琴線に触れる旋律と感情の入った台詞が融合することで如何に表現世界が拡がっていくのか実感できる公演でした