実演鑑賞
満足度★★★★
童話やお伽噺には語られない影の部分があるものだが、子供には伝えられない行間の想いや非情な現実が物悲しく切なく描かれていた。だが、必要以上に映像に頼り過ぎではないかと思わないでもない。少し煩わしいと感じるくらいにも感じられた。アナログな演出もあったが、もっとそちらを重視した方が世界観が損なわれなかったのではと、思わないでもない。とはいえ、前口上からがっつり引っ張られたのは確か。シリーズもっと観たいです!
実演鑑賞
満足度★★★★
原点は過去にテレビ放映されていた和製ホラーアニメ、今年夏には劇場版アニメの公開も控えており、知り合いにこの公演を観に行くと話したら、すごく羨ましがられ「是非、観てきた感想を聞かせてほしい」と約束させられた事もあって結構な人気作品なのだと思う
もともとオムニバス形式の作品
今回はその中の1エピソード「座敷童子」に絞られているので、ひとつの話をじっくり味わえるというのが良かった
ダークヒーローを主役に妖しくもスタイリッシュな怪談といった様相
クールな孤高キャラが怪奇現象の真相を探り出し見事解決へと導いていくも、なんともやり切れない残像が
「あまたの妖異と対峙するとき、浮かぶこの世のあはれとは…」
この ほんのり残る苦味も作品の持ち味なのでしょう