絆 公演情報 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    「届け 君の心に!」一度観ていたので
    題名を見ても全く覚えていなかったが、始まってすぐ、
    「あっ、あれか!」と気が付いた。一度観ていましたね。

    HPと手帳を照合したら、2006.2.5に同じ会場で観ていましたので、5年ぶり。
    まだ、それほど演劇には通っていなかった頃です。

    それで、初めて見たときは結構感動したことも覚えているのですけど、
    ベタなお芝居なので、先が分かってしまうとちょっとな、というのもあるし、
    そんなわけで今回はそれほど面白くは感じませんでした。

    ネタバレBOX

    旅行先の不慮の自動車事故で、父・母・祖父の3人はあの世の住人に。
    旅行に行かなかった主人公は1人残されることに。
    そこに、難病で間もなく耳が聞こえなくなってしまう若い女性が現れる。

    主人公は取り残されたこと、さらに父の保証人の問題や、
    自分の今後の人生の悩み、さらには難病の女性のことなど、
    悩みながら成長していくわけだが、
    あの世に行った3人は、何とかコンタクトを取ろうとするが、
    幽明境を異にしているため中々上手く行かない。

    そこで、「特例的手段」で何度か連絡を取るのだが、
    いざとなると緊張して上手く行かない
    ・・・ここは、本当は笑いを取るためのシーンなのだが、
    ただ、このシーンが今回はいささかワザとらしく見えてしまって、
    正直、かったるい気がしてしまいました。
    というのは、大事なことを伝える気持ちが本当にあるのなら、
    事前に何をどう話すかくらいは考えられるように思えてしまって…。
    (理屈っぽいかな?)

    結局、最後にはメッセージを伝えられるわけだが、
    そうなると、それまでの失敗談は、
    単に話を延ばす(終わらせない)ためだったのかな、
    とも思えたりして・・・。

    話は前後するが、彼女はいよいよ耳が聞こえなくなってしまう。
    しかし、それらの困難を通り越してきた2人ならではの純愛成就、
    と最後はなるわけで、
    この部分は、やっぱりジーンときましたね。

    今の世の中、物質的には豊かになったし、
    男女交際も制約が無くなり(行き過ぎるほどかも)、
    でもそれがかえって、こういう純愛を少なくしているというのは、
    いささか皮肉なことですよね。
    そんなことを思いながら帰りました。
  • 満足度★★★★

    新作「夏の朝」観劇
    全国巡演作品である前日までの3作品と異なる、
    今「絆」公演での新作でした。
    (まぁ前の作品も見てないんですがね・・・)

    世間に背を向けていた少年が、
    突然現れた「天使」に導かれて、さまざまな人とのかかわり中で。
    自己を確立してゆく再生の物語が。
    休憩挟んだ2時間近い舞台で、見事に演じられていました。
    (生演奏つき!)

    主役の演技もよく感動できましたが・・。
    会場が、ちと遠いーなーって思った。

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