満足度★★★
現代芸術
誰が演者なのかが分からなくなり、なんだか自分たちはアートをしているんだという雰囲気が伝わってきました。オリジナリティはあったけれど、そのせいで少し見づらくなっていたようにおもう。
満足度★★★
真っ白
いくつかの引用を含むテキストが断片的に表れる、私的で抽象的な作品でした。コンセプトや意味は全く分かりませんでしたが、無機的でスタイリッシュな雰囲気が印象的でした。
真っ白な空間の中心に2台のスピーカーが重ねて設置してあり、客席はアクティングエリアを4方から囲む形でした。開演前から5人の役者と音響スタッフが出てきていて、窓のところで佇んでいたり、踊ったり、会話していたりと日常的な雰囲気から始まりました。
テキストはオリジナルの他、『マクベス』の一節や作曲家シューマンとブラームスのエピソード、川上弘美さんや岡崎京子さんの作品の引用(当日パンフレットに書いてありましたが、未読なのでどの部分かは分かりませんでした)などからなっていました。複数人が同時に話す場面が多く、残響の多い空間だったので音響的に面白かったです。
チラシで大木裕之さんの名を見て、有名なアート系ゲイ映画作家と同姓同名の別人だと思っていたところ本人だったのでびっくりしました。他の4人が真っ白の衣装を身に付けている中、1人だけカラフルなピチピチのトレーニングウェアを着て、役者・パフォーマーとは異なる緩い身体性でコミカルな味わいを添えていて良かったです。
独特な雰囲気で良かったのですが、抽象的な表現なので構造がもう少し見える構成にした方が良いと思いました。また、後半が叙情的になり過ぎたように思いました。
満足度★★★
・・・。
難解。
正直、よく分からなかった。
ジャン・ジュネ 「女中たち」を知らないからかな?
ごめんなさい。
アドリブか演出かも良く分からず、自由なのか?
音楽は効果的だと思った。
満足度★★★★★
無題108
はじめての場所(しかもオートロック)。白い世界です。入ってみるとすでに役者さんは場内に、白い衣装の男女、四方の壁沿いの座席も白、入って左側後方のみ黒。真ん中にスピーカーが2台と打楽器。お話の筋はほとんどわからず、開場直後は、だれが役者さんかもわからず。未知の体験、それだけでも見に来てよかったと思うのでした。