満足度★★★
物語を愛する事?信じる事?
古事記、日本書紀、戦後、etc...
題材自体が非常に興味深かったので
その世界の交錯ッぷりを楽しみました。
連作といえど、これのみでも楽しめます。
ただ、世界観を理解するのにちょっと時間がかかるのが
そこで観客を放してしまう可能性を考えるともったいない。。。
自分に纏わるすべてが物語という提議。
私は好きです。
なんか、自分の好きな事をぐるぐるに絡ませて
物語を形成したような、その時点で観客が置いていかれているような
そんな雰囲気も好きです。
そんな作品を作るところがあってもいいと思います。
「もっと知りたい!」と思わせるぐらい情報や背景が含まれている場合のみですが。
満足度★★★★
史観を梃子に真理を見せる力
歴史を梃子に真理を見せる力にはとても非凡なものを感じました。野田MAPなどにも見られる手法ですが、時間軸のとり方が大きく、なおかつ物語の語り部としての小手氏にはその時間軸を維持できるだけの物語構築力があるのだと思います。、
役者にもある種の切れがあり、多少複雑な物語でありながら風通しのよさを感じたし、時間の流れをコントロールできる力量(これは演出の力?)もあり、時間を忘れて物語に浸ることができました。
満足度★★★★
もしかしたら前作を観ていない方が楽しめるかも・・・
前作の続編というコトもあり、前作を観ていない分、最初は「おや?」って思ってしまう部分が多かったけど、観終わった時、「これは前作を観ていない方が楽しめる作品かも・・・」と感じましたね。
前作の映像を上手く埋め込んでいたし・・・
満足度★★★
雰囲気が素敵。
予想通りいいお話でした。でも前作に比べて、現代史にリンクする部分が多々あり、ちょっと神話的な話から歴史的なリアルさを感じてしまったのが私にとっては微妙でした。
満足度★★★★
うまくもあり、まずくもあり
あくまで架空の話なんだけど、(途中ネタバレBOXに記載)。。。
そんな感触もありつつ、ストーリーの中で出てくる台詞のところどころに名戯曲と思わすコトバもあり、うまくもあり、まずくもあり、というのが感想。
でも前作のことがとても気になる(観てない)ので前作の映写会は観に行きます。
満足度★★★
役者の立ち姿が印象的。
初innerchildが前作で無かったことに後悔。単なる続編などでなく壮大な<連作>であるということが、観ていてわかりました。
前作を観てないせいもあってか、冒頭の映像はまだ完全に「映像」で、どうしても距離があったのですが、オープニングを過ぎた後は映像もだんだん楽しめるように。美術としても空間としても力のあるスクリーンが素敵でした。
徹底的にこだわりながら、ぎりぎりを引っかけ取り込んでいく世界観は好みです。また、役者さん一人一人の立ち姿が、堂々と、すっと舞台に立っていて、とても印象的でした。
満足度★★★★★
かっこいいなぁ
古事記、日本書紀をモチーフにえがかれている。使っている言葉は難しいが
とても楽しめた。是非観てもらいたい。
オープニングの役者もかっこよし。