無題134
◆この どうしようもない 1日の終わりに:
池袋にいたので、時間的にちょうどよい初めての風姿花伝へ、当日券での観劇。舞台が高く、とても一番前の小さな椅子ではみにくいだろうと2列目に座ります。みると屋上のようで、手すりのようなものがあります。舞台下、上手には共同トイレ。
上(屋上、マンション?)と下(公園?)の2箇所でお話がすすみます。短編集のような設定ですが、全体をまとめたものはなさそう。どうも私にはあわなかったようで、面白さがわかりませんでした。
日常使わないようなフレーズで会話。2人、3人の芝居の組み合わせ。ある1日のなかでのそれぞれのお話ではないみたいだし、ではどこからどこへ時間が過ぎ行ったのかがわからず。恋人同志が結婚したこと、夫の症状が改善していること、などから時間が経過したんだなとわかります。淡々と進行、盛り上がる様子もなく終演。この後みたお芝居も上と下という設定でした。どうもこれがダメなのかも。
満足度★★★★
いわたか 初観劇
2作品それぞれ1時間半づつですが、最後まで集中して観れて心地良い時間だった。(2作品見ると400円割引きでした)【南東の風】では、前半病院の屋上での患者たちの楽しいひととき。と思いきや、それぞれが死と向かい合って、不安の中限られた人生を送っている事に気付かされる。
生きる事について考えさせられる物語。役者さんも熱演で、特に無い高市さんが良かったです。
【このどうしようもない1日】では、不幸な者たちが最後に少し希望が見える心が豊かになる物語。
尚、いわたか この公演の後少しお休みするらしいので、迷ってるなら観といた方がいいですよ。