あとは野となれ山となれ 公演情報 あとは野となれ山となれ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    流石竹下景子
    流石です。文句無し。

  • 満足度★★★

    あまり好きな描写ではなかったなぁ
    大衆演劇をこよなく愛する主婦、赤城万里子が離婚覚悟で家を飛び出した先は大衆演劇の旅一座だった。三人だけの同居生活が始まる。という筋だが、専業主婦歴30年の万里子の夫はプロゴルファーで、特に万里子に対して離婚を申し渡してる訳でもなく、いつでも家に帰れる状態なのだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    旅一座の練習風景の中で、大衆演劇とはなんぞやを語り合いながらかつての大衆演劇で一世を風靡した脚本家や著名な舞台を羅列していたが、あまりピンとこなかった。
    それもそのはず、大衆演劇や旅一座にとんと縁がない。しかも、丑松とか観たことないし。きっと団塊の世代より上の観客は楽しかったに違いない。

    万里子の夫は愛人と暮らしており、万里子は30歳の息子と豪邸に二人暮らしという設定だ。その息子がフリーターの上、全く家事が出来ないというのにも嫌気をさして、自分の人生を見つめなおす手段として旅一座に入ったというのだから、お気楽なマダムの趣味みたいな感覚を受けた。このことからたぶん夫は万里子が家出したのにも気づいていないはずだ。そして肝心の息子だが、家出した万里子は心配になって息子に様子うかがいの電話をかけている。

    つまり息子の教育に失敗した万里子は息子が30歳になってから、はたと気づき、好きな大衆演劇の世界に逃げてきたような格好だ。座長が金がない為にアルバイトをしてくれと申し出ると、「私にアルバイトは無理だから(今まで労働をしたことがない)これをつかってください」と100万円をポンと寄付してしまう。

    あれれ~?やっぱ有閑マダムのお遊び?

    みたいな感覚になってしまうのだ。
    岸田茜のバレエが美しい。
    感動したのはそれくらい。
    やっぱ小劇場の舞台のほうが脚本、構成力は素晴らしいな。と改めて感じた次第。
  • 満足度★★★★

    よいお芝居でした。
    見ました。

  • 満足度★★★

    やはり絶好調の竹下景子
    いくら芝居好きのおばさんでも、いきなりあんなに芝居はできないだろうと思いながらも楽しく笑える。女性二人は恵まれた境遇で、帰ろうと思えば帰る家があるらしく、なんだかお気楽な感じ。座長も毎日バイトをしている風でもなく、生活感が乏しい。

  • 満足度★★★★

    幅広い年代に。
    長谷川伸なんてきいても、私もつい数年前まで(活弁にかかわるまで)知りませんでした。大衆演劇。それ何??って感じでした。でもそれらの芸術に触れるとなんともいえない日本人の心のあたたかさ、人情を感じることができると知りました。テンポもよくって、楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    竹下景子オン・ステージ!
    こういう、観た後に気持ちいい舞台は好きだ。
    3人芝居で、観客を楽しませる。
    役者の持ち味が十二分に生きている。
    さすが、水谷龍二さんは、ツボを押さえた脚本を書く。

    ネタバレBOX

    大衆演劇の一座。
    自分勝手でわがままな座長に、愛想を尽かし、座員と家族は彼のもとから去って行った。
    座長の千羽旭は、あらたな大衆演劇を立ち上げようと座員を集める。
    やって来たのは、訳ありの女性たち。
    それは、若い頃から苦労したと語り、ダンスがうまい若い女性、そして、主婦としての定年を迎えたとして、これからは自分の人生を生きるために、家族を捨てて、長年追っかけをしてきた大衆演劇の世界に飛び込んできた主人公の赤城万里子の2人。

    「演劇LOVE」な展開。
    シェイクスピアの一節から長谷川伸までが全編散りばめてある。

    主人公、赤城万里子の設定が、お芝居好きの主婦というのが生きてくる。

    この物語のポイントは、脚本家の水谷龍二さんが、「誰がお客さんなのか」がよくわかっているというところだろう。
    その「お客さん」をターゲットにしたアプローチが実にウマイのだ。
    冒頭の風間杜夫や数々の俳優の名前を入れた台詞や、ラストの羽二重やおしろいの塗り方など、お芝居好きの気持ちをうまくくすぐる。

    つまり、主人公の「主婦の定年後自分の人生を」「問題の多い家族を捨てて」、そして「お芝居好き」という設定が、観客の多くの層にアピールするのではないだろうか。
    すなわち、観客の多くを占めるであろうお芝居好きの女性たちにとって、そういう設定は、実年齢というとではなく、実感があるのではないだろうか。
    「あるある」と言うよりは、「いいな」に近い感覚で。

    だから、普通だったら、捨てた家族のもとに帰って元鞘になりそうなストーリー展開(そうは言っても、やっぱり家族はいい、とか)にはならず、別の意味での前向きな、新しい人生の一歩を、おしろいで踏み出すということになるのだ。

    さらに、座長というのは、「夫」や「父親」の象徴であり、女性座員、とくに主人公・万里子にとっては、夫をイメージさせる。万里子の夫は若い女性と浮気をしている。
    その夫の象徴である座長が、自らの今までの行動を悔い、さらに主人公の万里子に「どんなことでもやるから言ってくれ」と言わせるというところも、観客は気持ちいいのではないだろうか。

    だから、それに観客は、喝采を送る。

    自分ではできないことへの、つまり、そうならなかった(なれなかった)自分へのレクイエムのようにも聞こえる拍手を送るのだ。
    …もちろんそこまで悲壮なわけではないとは思うのだが(大げさすぎたかな・笑)。

    お芝居は、こういう夢を見せてくれてもいいんじゃないか、と思う。
    ラストはちょっと弱いけど。

    全体的に暗転がやけに多い舞台だ。
    しかし、特に前半は、暗転前に主人公・万里子のいい感じのキメ台詞があったりするのだ。その度に拍手が起こる。舞台設定が大衆演劇ということもあり、そんな、つい拍手を送ってしまうという雰囲気にさせる演出も憎いとろこだ。
    主人公を演じる竹下景子さんの歌、座長の宇梶剛士さんのあてぶり、岸田茜さんのバレーなど、それぞれの見せ場のようなものも用意されており、それぞれに観客は拍手を送っていた。
    基本的には、竹下景子さんのオンステージなのだが、他の2人も、とてもよかったと思う。

    観た後、気持ちのいい舞台であった。
    …男としては複雑な気持ちでもあるのだが(笑)。

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