ため生き 公演情報 ため生き」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    旗揚げおめでとうございます
    ボランティアを通じて描く、人のあり方についての話。
    ベタと王道の違いは紙一重であるが、この作品は後者に属すると思う。
    登場人物が自分の目標や生き方をしっかり持っているのを見て、そんなものを持っていないわが身をつい鑑みてしまう自分がいた。
    音響を多く使う、テレビドラマを思わせる演出が個人的には斬新だった

  • 満足度★★★

    旗揚げ公演
    個人的には、ちょっと好みではなかったところもあったが、
    最後の”あの雰囲気”は好み(笑)
    舞台美術は、物語の設定にあっていて良かった。
    あと役者さんたちも各々の役割を個性的に演じていて、
    好感がもてた。特に夫婦役の旦那さんが、良かった。
    あとはネタバレで。

    ネタバレBOX

    <あらすじ>
    母親が体調不良で倒れ数日入院。退院したところから物語は始まる。

    一家は、母親、長男(兄)夫婦、長女(妹)で暮らしている。
    父親は、すでに他界。
    海岸清掃のボランティア活動中(悪天候)に、波にのまれたことが原因。
    父親は海が大好きで海岸清掃のボランティア活動に生きがいを感じていた。
    その意思を長男が継いでいた。

    一方長女は、父親が生きていたころはボランティア活動していたが、
    父親が事故死して以来、海(海岸清掃のボランティア活動)を憎んでいた。
    そして中途半端な生活を送っていた。
    しかし、母親の退院をきっかけに、1年前からキャバクラで働いて
    以前から腰の悪い母親のために、老人向けの家にリフォームする
    お金を稼いでいたことが発覚。
    (キャバクラ同僚が家に押しかけことこにより判明)

    キャバクラ同僚の父親がリフォーム業者で、母親がサインをすれば
    工事着手ができるところまで話がすすんでいた。
    母親はリフォームを拒み、長女が自分のためお金を使うべきと主張。

    最終的に、家族で話し合いを行い、家はリフォームしないことになった。
    長女は父親が生きていたころの自分を取り戻すために、
    海岸清掃のボランティア活動に行くところで物語は終息。

    物語では、清掃ボランティアの面々が多くいるのであるが、
    その中の1人が、長女に好意をもっていた。
    (実際には見かける程度で話をしたこともない)

    最後の場面で2人が家の中でばったり出会うのだが、
    ”運命の人”に出会った雰囲気が出ていて、楽しかった。
  • 満足度★★★★

    母の無償の愛
    「娘」としては涙なしには見られませんでした。母親業というのは究極のボランティア活動ですね。あの母の子供たちが悪い子のわけがありません。

    ネタバレBOX

    あの嫁がすごいウザッ!(見ている私の方が切れそうだった。)母親が倒れる一年ほど前にキャバクラ勤めを始めて、お金をためようとした理由が説明されていなかった。母親が倒れたのは最近よね?その前にリフォームを考えてたのかしら。大人としてリフォーム中止はちゃんと業者さんに連絡しないとね。向こうは仕事なんだから。

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