【八神蓮、安里勇哉、玉城裕規出演!】in the blue 公演情報 【八神蓮、安里勇哉、玉城裕規出演!】in the blue」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    山のもやの中
    ずっと山のもやの中にいるようで、目、耳、その他の感覚への刺激が少なく、地味なシーンの連続でトロトロとストーリーが進んでしまい、濃いコーヒーを飲んで頭を冴えた状態にしておかなかったことを後悔。

  • 満足度★★★

    作りこみがちょっと雑だなぁ・・。
    物語はまあ、よくある話だ。カメラマンだった父が残した1枚の写真と、25年前に亡くなった母からの手紙に導かれ、25年前のあの夏にたどりついた森生。
    ファンタジー溢れるストーリーで物語そのものは素敵なのだが、演出がイマイチ。演出家の奥村直義が手抜きしたような舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    両親が若かりし頃の時代に飛んだ森生は両親の出会いから、二人が辿った道程、その村で起こった情景を見ることになる。その時代に生きた彼らの故郷がダムの底に沈むにあたって、それぞれの胸の奥に潜む記憶や思い出や想いが交錯し蘇る。という筋。

    劇中、アドリブなのか、何人かのキャストがギャグをカマスもスベル。
    また、小枝子役の森林永里奈の滑舌が悪すぎ。基礎をもっと勉強してから舞台に上がりなさい。その点、玉城裕規と中代雄樹は流石だった。特に中代の役場職員役は実に見事で、本当に公務員に見えちゃうのだから、やはり演技力なのだ。また殴られるシーンでも、その後、スックと立ち上がらず、その場の空気に余韻を残すところも力量だろう。

    また玉城裕規を始めて観たのは、2008/04月だ。BB団「TAKE-MITSU」千本桜ホールで犬役をやっていたが、あの頃から演技力は光っていた。今回は人間役なので随分成長したものだ。笑)今でもBB団に所属しているのだろうか?

    これらの秀逸なキャストらも居る中で、舞台での全体的な構図が、というかキャストらの立ち居地や間延びした空気、テンポの悪さが目立つ。そして極めつけはセリフを吐くタイミングの悪さだ。こういった間合いの雑な構成はたぶん、綿密な計算をしていなかったからだと思う。舞台上のどの部分にキャストを立たせたら美しいか、という計算が出来ないのだ。

    こういった点が惜しかった舞台。後半にかけて舞台も良くなるとは思うが、プロなら初日から完璧でなくちゃね。



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