サヨナラ サイキック オーケストラ 公演情報 サヨナラ サイキック オーケストラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 31件中
  • 拝見しました。
    2011/8/27

  • 満足度★★★★

    窮屈さを感じず
    いつもの15分の作品でないからか、無理矢理詰め込んだり、必要な所だけをピックアップなどせずに、書いてたように感じられました。
    ただ、各キャラの設定は面白いしいいとは思うのですが、もう少し生かすエピソードがあってもよかったかなと思いました。
    未来に期待を持てるラストはよかったです。

  • 満足度★★★★

    世界の終わりに
    パニックも無く、救世主も現れないけど、救われた気がした。




    次回の単独公演がいつになるのかが心配(笑

    ネタバレBOX

    初日になんか漠然と観てしまい、いろいろ拾い忘れた気がしてリピート

    内容は想像していたのと違い、心に傷を持った面々が隕石衝突回避の
    ミッション(笑 のもと集まり成り行きの中で心情を吐露して行く展開に・・・

    北川未来さん、役柄上、弱弱しいトーンながらもしっかり受け手に
    伝わってきて良かった。



  • 満足度★★★★

    なんとなくゆるゆるした感じが最高
    大雨にびしょ濡れ後に会場したので、気分はあまり良くなかったのですが、ザ・ミセスフィクションズの良い意味で「ゆるゆるな感じ」のお芝居がとても良かったです。15ミニッツで前説をするゆるキャラの今村さんの「濃い役どころ」や石井さんの「妙に合った役どころ」なども映えましたが、ストーリーを運ぶ台詞とそれぞれのキャラが最高でした。

  • 満足度★★★

    期待しすぎてしまって・・・
    前評判も良く、他ユーザーの「観てきた」でも高評価だったので、相当期待して行ったのだが、期待し過ぎたためか(?)、
    少々拍子抜けしてしまった。

    ネタバレBOX

    最初に、ビルの屋上と思われる場所に、少々内気で地味な女子高生と、
    (後で分かるが)環境省の職員が登場。
    2人とも何やら訳ありと思われる。ここではまだ詳細は語られない。

    一度暗転すると、さらに3名増えているが、
    みんな座っている方向も服装もてんでんばらばら。

    結局、ここに集められたのは「超能力者」で、
    現在、小惑星が地球に向かって進んでいて、
    科学技術による対策でも衝突が避けられない場合、
    言わば最後の手段として、彼らの超能力に期待しよう、というもの。

    しかし、集まった「超能力者達」は、いずれも大した能力を持っておらず、
    それどころか、その能力自体が怪しげなものもいる。
    おまけに、宇宙人を自称する者もいて、変な声かつ、
    台本を棒読みするような口調で、地球人に向かって
    おっかなびっくりながら「上から目線」で物を言っていたかと思うと、
    相手に強く出られると急に弱腰になったりして、
    観客から大いに笑いを取っていた。

    ところで、その後も「皆で協力して」、あるいは「各自の超能力」によって
    「小惑星の衝突を食い止めよう」という場面は登場せず、なぜか話は、
    さらにホームレス男性まで登場して、それぞれが、
    各人各人の半生を語ったり、人生談義(?)になったり…という具合。

    結局、ここに集まった人々は、主催側の環境省職員を含めて、
    いじめにあったり、DVにあったり、平凡なレールを歩く人生で
    なかったり…と、ある意味、心に傷のある人たちばかりだったのである。

    ただ、小惑星衝突というのは、下手をすると人類滅亡になりかねないほど
    のインパクトがある話で、それが目前に迫っているという設定で、
    こんな話ができるのか?、しかも結構緩い雰囲気で…というのが、
    (他ユーザーからも指摘があったが)私としてもやはり違和感が…。

    もっと小さい事件(火山が噴火するかも、とか、赤潮が押し寄せてくる等)
    にした方が、この点はクリアーできるのではないか?
    あるいは、事件が無くとも、こういうメンバーが、
    雑誌の企画でも何でも良いので集まったら、
    自然と「人生談義」になるはずで、そうであれば、
    「小惑星衝突」と言う本来相当重い設定自体不要だったのではないか?

    最後は、時々将来を観ることができる女子高生が、イマイチ冴えない環境省職員との朝食風景を観る…と言う、なにやら「ほのめかし」のような
    話で終わり、まあ「小さな」ハッピーエンドとなっている。
    だから後味は悪くない。
    でも、「小さな話」で終わらせるのなら、
    なおさら「小惑星」でなくて良いと、最後まで思ってしまった。
  • 満足度★★★★

    遅ればせながら感想です
    15ミニッツメイドの高クオリティを保つ主催側は
    どんな芝居を見せてくれるのか…!とワクワクして行きました。

    ネタバレBOX

    登場人物はキャラは濃いけど、どこかぱっとしなくて、
    でもそれがまたいい味を出していて。


    岡野さんのキャラが好き。
    いや、でもこれはかなりコミュニケーション能力ある人に見える。
    いじめられて生きてきたとは思えない。
    そういう意味では痛々しい今村さんはいじめられっこだな確実に。

    魔美役の北川未来さんの地味~な感じがよい。
    結局幽霊と言うことは展開に作用しなかったし(笑)。

    ストーリーもいい感じに緩急のメリハリがついてて、飽きも来ず最後まで引き込まれた。

    おわりの会楽しかった。
    いつもトーク系は聞かずに帰ってしまうのだけど、聞いてよかった。

    作・演の中嶋氏の3.11以降の苦悩?的なものがすごく共感できた。
    表現できるものが狭められた、あるいは自ら狭めようとしているっていうの。
    まさしく。まさしくだよー。

    「なんか質問ある人~」って言われて、無粋を承知で聞いてしまいたかった。
    結局隕石は衝突したのか。
    …とことん無粋なので聞かなかったけど。
    この愛すべきキャラクターたちが消滅してしまったら嫌だなぁ。
  • 満足度★★★★

    千穐楽(リピート)
    幸いにもコマが空いていたので予定外ながらリピート。

    結末を知った上で観ると改めてワカる台詞の仕掛けなどもあり、1回目とは違った楽しみも加わる。一方、やはり彼女はアレで、地球は**か、な気がしたが、不思議な幸福感に包まれる。

    ネタバレBOX

    他で目にした感想の中に「彼女は実はまだ生きていて、地球も無事という見かたもできる」とするものがあって、1回目にσ(^-^)が思ったことと同じ捉え方をする方がいらしたのも嬉しかった。

    あと、ユリの「強力な霊がいる」ってのはそういうコトだったのね、とか。
  • 満足度★★★★

    2日目(初回)
    1シチュエーションのコメディっぽく始まりつつ、ある場面からハートウオーミング系に移行する構成が巧み。
    また、複数の謎を残す終わり方は観る側の精神状態を測るようで面白い。
    さらに遠景を含めて「いかにも屋上」な美術も◎。
    なお、上野ストアハウスのロビーは江古田時代のソレの面影を残しているようで、どことなく懐かしさが…

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった
    ストーリー・間・テンポがとても心地よく、片意地張らずに素直な気持ちで舞台を観れました。初めての感覚かもしれません。。。

    ネタバレBOX

    地球最後の日という背景で、干された役場の職員・透視能力がある(?)男・DVを受けている(?)霊感の強い(?)女性+カゼッタ星からきた宇宙人(?)+向かいのビルから飛び降りた幽霊(?)+宗教の教祖(?)とそのお付きである兄弟・念写ができる(?)乞食、とキャラクタ設定も飛んでいる中で、全てにおいて(?)が付く曖昧な感じ。

    ただ、それは掘り下げて?を解決さえてしまうととてもツマラナイものになってしまい、だからこそこの不思議な温かい雰囲気が作られたのだと思う。

    初の本公演ではありましたが、とても楽しませて頂きました。

    お疲れ様でした。
  • 満足度★★★★

    映像で
    始めに舞台にクーラーbox持った男性の方が現れただけで、“あぁ芝居、上手いんだ”と瞬時に感じました。それは間違ってなかった。彼だけでなく達者なアクの強い面々。面白い!面白いけど、わたし的には映像の方がこの話もっと面白くない!?かなと・・・・・深夜のドラマでも、Vシネサイズのそれでもいい、コメディーでも、ハートフルでも、お馬鹿でも、どんな形にでもなる話、頭の中でいろいろ想像してしまった。空間の狭さが話の広がりを抑えてしまっているような気がして少々勿体無い気がする。違うパターンの観たい劇団だと思う。

  • 満足度★★★★★

    引き込まれた
    今年の『15 Minutes Made』以来2度目のMrs.fictions。
    長編でも抜群の面白さ。
    脚本の原型が大学の時に書いたらしいがとても良くできている。
    物語の進行と会話のテンポが良くて更に笑いが加わって引き込まれた。

    短編も長編もまた観たい。

    ネタバレBOX

    カゼッタ星人はツボでした。
  • 満足度★★★★★

    あと2時間で世界が終わるって!
    好きです。
    ストーリーの設定自体ありえなくて、登場人物の名前も可笑しくて、そうなるとなんでもあり!!と思って観ていたのですが・・
    どこかにいそうな社会からちょっとはみ出してしまっている人たちが、本当の自分を誰かに聞いてもらいたい(懺悔のようでもあり)、最後は誰かと一緒にいたいと集まってきたんだと思います。愛を求めて。

    Mrs.fictionsは、短編企画『15 Minutes Made』で「東京へつれてって」を観ましたが、結成4年目にして未だ2回目の単独公演とはびっくり。もっと観たいです。

  • 満足度★★★★

    おしまいの日
    世間には短編がすごい面白い作家さんと、長編だと面白い作家さんがいるので、長かったらどうなのだろうと思い観ておりましたが。。15分も90分も面白かったです!!
    ほのぼのとしているのにゾッとする、あったかいお話でした。

    ネタバレBOX

    見事に誰も役に立たない能力で。。

    魚クンぽいうざキャラの清田さんエピソードは泣けました。最後にむくわれてよかった。2人がごはん食べてる世界がそのあとあるんじゃないかと思わせるラストでした~

    こまかいところでけっこう笑えました。。
  • 満足度★★★★★

    登場人物ひとりひとりが魅力的。
    上野ストアハウスにてMrs.fictionsの「サヨナラサイキックオーケストラ」を観た。作・演出の中嶋康太の作劇術が冴え渡り名作が出来上がった。最近の中嶋康太は凄い。登場人物ひとりひとりの設定が見事で、何気ない会話がおかしくておかしくてしょうがない。

    また役者では岡野康弘、今村圭佑がメキメキと腕をあげている。特に今村圭佑の存在感ある演技はまねができない。また石井舞、萱怜子が新境地を開いて魅力的。

  • 満足度★★★★

    笑えた
    ツボに入るネタが多くて、思わず吹き出してしまう事が度々ありました。
    素直に面白かったです。
    群像劇って事で深く考えないで見た方が、より楽しめますね。

  • 満足度★★★★

    力がありますね
    2回目の単独公演とのこと。ぐいぐい芝居に引き込まれていった。サイキックものとしてはちょっと異色。
    劇場との相性もぴったりのように感じた。

    通りに劇団員が立っていて道案内もしてくれ、スタッフの対応も感じがよかった。

    次回作も楽しみ

  • 満足度★★★★★

    終わって欲しくない
    と、本当に久しぶりに思った劇だった。僕の人生で、っていうほど芝居を見てるわけではないけれど、人生ベスト3に入る傑作だった。

    飾らない静かな演技、美しくしかしどこかチープでおかしみを誘う舞台美術。絶望的でありまたチープでもある設定、それに反して重いそれぞれの登場人物の悩み。

    全ての融合がそこはかとなく笑えるおもしろさと、何とも言えない優しさを生みだし、この劇を包んでいた。

    文句なく星5つです。

    ネタバレBOX

    様々な方のレビューにもありますが、ラストの北村さんの一瞬の仕草に本当に感動しました。

    次第に大きくなる隕石の音、それでも笑顔で集合写真を撮る人物、そして最後に繋がれた手。

    絶望的であるのに希望にあふれたそのラストは本当にすばらしい。
    間違いなく今まで観た芝居の中で最高のラストシーンだった。
  • 満足度★★★★★

    素敵な未来をみた
    15mmで2回観ているMrs.fictionsの単独公演ということで鑑賞。やはり素晴らしい出来だった。15mm「東京へつれてって」の中嶋康太の作演。好みの作風。今後も注目していきたいと思った。

    バシバシと決まる笑い、愛すべき登場人物、若干の社会性、どこかあたたかい気持ちになるエピソード、前向きなフィナーレなど、大満足の90分だった。

    チラシモデルである北川未来の儚く静かな美しさが、舞台中央で際立っていた。控えめに拍手するところとか、腹痛とか、表情・仕草、すべて◎でした。

    ネタバレBOX

    惑星衝突をとめるため、一般公募で超能力者が環境省の「屋上」に集まるという、ばかばかしいストーリーではある。が、そこが良い。フィクションは楽しいほうが良い。大歓迎だ。
    「屋上長」などというバカな役職を当てられる「人生弱者」の清田(岡野)を筆頭に、透視能力があるのかないのかはっきりしない宜保(松本)、ずっと前に投身自殺した予知能力の魔美(北川)、自然の声が聞けるらしい新興宗教の教主ヤオイ(石井)とその弟・稲川(菊池)、ティーンに絶大な人気を誇る霊媒師のユリ(萱)、念写ができるらしく屋上に住まう秋山(夏見)、自称宇宙人のカゼッタ(今村)という、素晴らしくも寂しくもあるキャラたちが、隕石衝突までの「最後の時間」をユーモアたっぷり爽やかに描く。

    色々書きたいことはあるけども、ラストで魔美が独白する話が一番好き。何かが原因で命を絶った魔美は、環境省屋上で楽しそうに水をまく清田を観て、楽しく生きることができたんじゃないかと思い、それを気付かせてくれた清田に想いを寄せる‥。
    最後の手をつないだ記念写真と、魔美が予知した朝食を二人で食べる姿に、素敵な未来をみた舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    個性あるキャラが魅力
    ストーリーは、何処かで聞いたことありそうなお話なのに、個性の非常に強いキャラクターで、凄く新鮮に感じられた。
    台詞のテンポも良く、気持ちが良い。
    観劇直後は、ラストが中途半端に感じられたが、
    今思うと、あれでも良かったのかなぁと、感じる。

    磯川家の菊池さん。
    最高に面白かったです。
    演技と言うか、動きが面白い。

    この劇団さんは、初見でしたが、大変楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    優しい
    8人もの人がいながら誰一人悪い人がいない。それぞれいろんな悩みを抱え、人には言えず、どうしたらいいのか、どうしたいのか、必死に答えをだそうとしている。セリフは少ないながらも心にはいい意味で傷跡を残してもらいました。また、違う作品を観たい。

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