満足度★★
観客目線
①開演前、観客席の真上に照明が降り注ぐ。まるで日焼けサロン。暑い。
②上演中、座る席の位置によっては、舞台を注視する目線のラインに、音響卓の明かりが入ってくる。集中力が萎える。
この作品は言葉の洪水を集中力を持って処理することを必要とします。以上の理由により、集中できないことから、作品を楽しむことができません。観客目線を持っていれば防げることなのに、残念。
満足度★★★
刺激的かつ、脳を使うお芝居
初日を観てきました。
試演会はやはりあくまでも、試演でしかなかった。
完成された、より進化したものが、そこにありました。
とても刺激的で、とても思考させられる、そんなお芝居でした。
表現方法が非常におもしろく、芝居世界に引き込んでいく力があります。
個人的には・・・後半部分が、難な感じ。
いっそ前半部分だけでもいいと思うくらいですが、このお芝居はその後半がなければきっとだめなのだろうとも思ったり。
前半の精錬された鋭さが、とても刺激的でした。
最後の最後のほうでは・・・このお芝居の軸を見失ってしまって。
観終わって一晩たった今も、まだ見失ったまま。
一番に伝えたいこと、芯がわからなくなってしまって・・・しばらくは観てきたものに対して思考にふけってしまう。
そんなお芝居でした。
間違いなく言えることは・・・。一見の価値あり!!です。ぜひ。