「ハロー、レビー!!」 公演情報 「ハロー、レビー!!」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 実演鑑賞

    認知症と、それを取り巻く人々の様子を画いたのかな!?とも思いましたが、見えない部分も多く、不思議な雰囲気の余韻が残りました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    令和モンド親子。脛に傷を持つ息子と脳に障害を持つ父親。レビー小体型認知症って、男性に多いのよね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    父に献身的に尽くして生涯を終えた母と
    愛犬の記憶と認知症の父が見る幻覚
    虚実がないまぜに描かれる歪な家族の絆と
    生死にまつわる深淵な物語・・・そのまま説明通りでした

    珍しく客席を対面にした中央舞台でのセットで
    中央にテーブルと周囲にランプスタンド多々
    周囲に小物=小道具を置いての1時間15分の作品

    なかなかにインパクトあったなぁーと
    客層は静かなんだげど~何か緊張感漂う感じで
    男女比年齢層共にバラバラでありました

    ネタバレBOX

    タイトルが↓のひっかけだろねー
    レビー小体型認知症を発症した父と
    実家に住まう父の元に帰ってきた長男=主人公さんかなー
    それと長女=妹さん=とその旦那等が繰り広げる
    家族から周囲の話ですわ

    お父さん役の役者さん上手で
    かかわる世の中の出来事に黒子さんを扮した方々が
    それぞれ役割を持っての行動するんだがー
    ほんにインパクトあったデス

    長男=兄さん=は十代のころのヤンチャで
    放火騒ぎを起こして地元を逃げ出し東京に行っていたが
    父の事で帰省して
    何かと一人暮らしの父の面倒をみていた妹と相まみえます

    お兄さんは この世のモノで無い方々が見えるようで
    父にしか見えないハズの2階の女性とも会話してしまいます
    いろいろと衝撃の展開があり
    綺麗にオチがつくわけではないのですが・・・
    そのインパクトでもって星は5つ付けてしまいました!

    劇中 今後の父への対応を告げる兄さん
    自分的には最適解と思えるんだが
    まぁ感情的には妹さんの言い分もわかる
    だけど現実的には兄さんがーと思えたなぁ・・・

    終演は尻切れトンボな感じだけど
    数学みたいに正解が一つに絞られないぶん
    こんな感じのENDでよいと思えた舞台でありました

    荒筋は説明よりの引用で↓
    病気の父にしか見えない幻覚の女。
    のはずが、僕=兄=長男=も令美さんに会った。

    父は四十年勤めた工場の仕事を定年退職し、
    それまでの性格が嘘みたいに物静かになった。
    父の勤めが終わると、母は役目を終えたかの様に死んだ。
    母が死ぬと、父は飯を食う量が減った。

    それから程なく愛犬のトム(十六)=飼い犬2代目=も死に、
    父は一人になった。
    孤独になった父の気はめっきり弱くなって、
    体も痩せて、母と同じ癌になった。
    手術はうまくいったけど、
    家の暮らしに戻って間も無くして認知症になった。
    近くに住む妹に助けを求められ東京に住む兄も実家に戻り、
    ばらばらになった家族が再び集まった。
    空き部屋になってる家の二階に、
    居るはずのない“知らない女”が暮らしてる。と、父は言う。
    天井から足音がする・・・犬も飼っているのだろうかと・・・
    皆には見えない虫がいるとも言い
    周囲は引っかき回されて疲弊している
    庭先に来る小鳥を眺めるのが好きで と
    庭に鳥エサを撒いたりするんだが
    鳩やカラスがくるので・・・と餌マキを拡大して
    迷惑もかける父
    兄は地元にもどって
    過去の自分のヤラカシの跡を突きつけられる・・・

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