UverEATS「姥喰」 公演情報 UverEATS「姥喰」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    この劇団さんは、妖怪ものやら、ミステリアスなものなど、ウワー観たい、と思える作品が多い。
    今回もどんな物語がワクワク、ドキドキしながら劇場へ向かった。
    期待通り、最初のシーンからドキッとした。
    全編を通して、次はどうなるか、先が読めない展開で、とてもおもしろかった。

    老婆役の役者さんの熱演、素晴らしくて感動でした。
    笑わそうとはしていないのに、思わずクスッと笑える。
    彼女の演技は必見の価値ありです。
    孫役の役者さんも、純粋で可愛くて、2人の会話にほっこりしたり、恐怖を感じたり。

    90分で無駄もなく、テンポよく展開され、アッという間の楽しい、不思議な時間でした。
    個人的には、とても好きなタイプのお芝居で満足感いっぱいでした。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2023/12/14 (木) 18:00

    価格3,500円

    姥が喰らうと書いて「ウーバーイーツ」
    お久しぶりの西荻窪で、山姥(やまんば)の出てくる「ホラーサスペンスなコメディ風演劇」を観劇しました。自由席でありがたい事に最前列に鎮座します(チケプレなのに)!
    距離がとても近く、役者の表情・演技・迫力のある声量を楽しめました。

    初見でしたが、この手の芝居は脚本家のやりたい事で盛り盛りになって行き、オチや筋道が迷子になってしまう事が多いように思います。シュールな笑いと妖怪の持つ独創性を誘う劇団ではありますが、芝居の質を俯瞰してみると物足りない部分は多いかな…と言うのが、正直なところです。

    ネタバレBOX

    物語が進むと、回想シーン=場転となり、また現在の立ち位置に戻ることが多いです。
    流れは悪くないですが、分かりにくい。なんでもないシーンでも身振り手振り前面に出てしまう役者さんがいて、作品全体が稚拙に感じてしまう要因になったかなと感じました。
    特にシリアスな場面であっても、恐怖におののく様な場面であっても、殺人を目撃しても、基本的に大きくテンションが変わらない。空気感が変わらないのは勿体ないです。
    (小劇場なので小さな演技・台詞回しも全然アリだと思います)
    舌があまり器用に動かない役者さんも居て、台詞の聴きやすい位置に居るとラ行が特に詰まった感じに聞こえるのも勿体なかったかな。

    台本にも寄るのかもしれませんが、
    各作品に妖怪を出すというのは一貫性があって劇団のカラーになっています。
    けれど、良くも悪くも似たようなタイプの客演やキャストで個性がちょっと被る…もう少しファン投票を決めやすくして欲しかったですw
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初見の劇団さんでしたが当日パンフを見ると、今回登場する妖怪「山姥」・・・奥山に棲む老女の怪 やまんば
    どうやら毎回様々な妖怪にスポットが当たったスタイルらしい
    が、その餌食になり得る人間達のキャラも負けないくらいに濃い(笑)

    正攻法では無いのだけれど、役者さんの個性重視というか漫画で言うと「ヘタうま」的な面白味があって独特に面白い!
    役者さんの中には力強い演技をされる女優さんもいらして良い引き締め役になっていました
    無垢がいきなり邪悪にひっくり返る様なおどろおどろしくもシュールな仕掛け、とことんハチャメチャな様でいて散りばめられていた謎は細かい所までちゃんと回収していく展開には中々に緻密な作品創りをされているなぁという印象を受けました

    独特な演出・作風と役者さん達のパワーバランスが更に巧い具合に合致すると、とんでもなく奇怪な名作が誕生するのではないかと、今後の公演も楽しみになってきます

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