実演鑑賞
満足度★★★★★
架空の戦後日本、神の祝福を受けた皇帝が…
神や皇帝の気紛れで右往左往する様が、滑稽と言うより悲哀を感じる、愉し哀しい感覚で、いつもと一味違う「ももちの世界」観応え十分、とても面白かった。
更に手話劇ももう普通に板についた感じで、バリアフリーなお芝居に!
満足度★★★★★
この劇団は誰に対しても配慮感が半端無い(字幕スーパー有り)
何時からかは忘れだが、健常者と聾唖者等々を融合させ、手話を使いながら誰にも楽しめる演劇を目指している
これだけでも存在意義があるのにも関わらず、内容も世間の不平等さだけでなく、現代の天皇制や政治についても深く切り込んでいっている 実に演劇というものを色々なベクトルで見せてくれる、希に無い劇団
今回も考えさせられました‼️
実演鑑賞
満足度★★★★★
ユニークで才気煥発、関西でも常に注目を集める劇団の新作です。今回はなんと日本の戦後政治史を辿る一応コメディです。
一応というのは、あまり笑いが取れなかったからなんですが、でもこの現在の政治状況までを俯瞰し、思い切りひねくれさせ、かなり現実を揶揄させた描き様はやはりシリアスとは言えず、コメディなんでしょうな。
その吹っ切れた感覚が全編を多い、いかにも面白い。映画もかなりお好きなんでしょうか、その造詣ぶりにも好感が持てます。