満足度★★★★
木村愛子
このダンサーはシリーズ「1」以来。自我と彼我に突き動かされる。衣装も照明も心理も装飾なしに、激しさの中にも静謐が同居し、止まった瞬間が実に絵になる。
満足度★★★★★
岩下徹×桜井圭介
舞踏にしては結構動く。良いもの見せてもらった。どんな音楽使うかダンサーに伝えてない。照明が消えれば終わり。で、即興で踊る。岩下徹さん、京都在住らしい。東京でもっと見たい。
満足度★★★★
富野幸緒
3作を乱暴にもそれぞれ一言にて。Befreiung 2011:心理描写。ユキオとチアキ~さよならムーンライト~:抒情。Quartetto in presto agitato:緻密。作品の幅が広い。2作目は、セッションハウスではセッションハウスを映像で使っていたので、die pratze向けに撮り直していた、駅が違えば駅から撮り直し?
満足度★★★
CORVUS 柴崎正道
両者とも特徴的ではあるが長さを感じてしまった。作品の良しあしよりも、持ち時間とのミスマッチだろう。少人数での50分で単発公演は厳しかろう。 CORVUS:オイリュトミー。何かが張り詰め通しの印象、絶対音楽が多かったからかな。 柴崎正道:メトロノームの音に合わせ、5段階で徐々に速くする。
満足度★★★★
2組ともちらかす
寺田未来:本人は出演せず。ゴミ捨て場が舞台。案の定、ちらかした。取っ組み合いが面白い。 鈴木拓郎:楽しませることがうまい。個性的で次も見たいと思う。小道具も含めてかなり散らかした。PURiNはchairoiもたまごも面白い。 しかし、このシリーズは前回も思ったが、不慣れなダンサーに司会なしでしゃべらせるのは酷なのでアフタートークはやめたほうがよい。
満足度★★★★★
ポコペン舞子
ゆるい暖かさを持つ。衣装や照明のセンスが良い。 作品の印象:会場の構造を利用して、出演者がぐるぐると見え隠れ。見えない時があるあるからこそ見えるとうれしくなる。 → モノトーンのアルバムをめくるような、あるいは絵画的な感じ。 → 小動物たち。