4時48分 サイコシス 公演情報 4時48分 サイコシス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題18
    少し空いてしまいましたが、なかなか表現しにくいお話。板橋でみたものは(当時)さっぱりわからず、今でも断片的なシーンしか思い出せません。60分で、2作品がつながっているバージョン(タイトルは「4時48分サイコシス/渇望」だけど、順序は逆?)だったようで、どこから次の作品に移ったのかもわからず…。なので、違った演出でみたらどうだろう、という軽い気持ちで「観たい!」にコメント。でもですよ、逆立ちしてもわかりそうもないお話をみに行くのは、少々気が重いのでした。と、そんなとき、出演される西村さんからメッセージをいただき、行くことに決定。
    雨の中、劇場まで行くと道の反対側が更地に。ここは2回目(前回は2/26)。受付後、会場内へ。椅子、床には四角いラインが二重に描かれてれています。最前列の近くには紐が6本。緑のワンピースを着た女性が物憂げな様子で椅子に座ります。10〜1まで数えながら周囲を歩く人たち。今日は焦点がピッタリあっています。

    ネタバレBOX

    「4時48分 サラ・ケイン」で検索するとそこそこヒットします。観劇する側も作家が自殺したことを知ってのうえのようですが、私の場合、板橋のときには予備知識なしでした。今回、会場外に原語で数ページ分が貼り出されていたので眺めていました。もちろん印刷されたもの、自筆原稿はどうなんでしょう。

    atelier SENTIOは白、中央に座った女性を取り囲む。バビロンは黒、舞台手前に女性(途中で入れ替わる)、対話の相手は奥だったり、周囲だったり。相手は「医師、男性、1名」という設定でしたでしょうか。それを、数人の役者さんが交互に話し始め、医師はその言葉にあわせて唇を動かす。なんだか多重人格のよう。

    舞台上の闇は女性の心の内?。周囲の照明、医師たちが手にしたライトが照らし出そうとしているのは繫がり?女性は鏡で光を拒絶。客席にも光の断片が散ってきます。音楽や効果音があるので、気持ちを乗せやすいのでした。続く

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