実演鑑賞
満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
前評判が高く、前売りの段階で全回完売になったとのこと。すごいですね。主催の佐藤さんの継続的なSNS発信が、上手だなあと思っていました。
応援チケットのようなものを買うことで、事後に送られてくる特典の記念チケット、その裏にメッセージをいただけるというのがまた上手だなあ、と。嬉しいですものね。
その特典にはチラシ(フライヤー)もついてます。チラシは事前に見たいところですが、事後でも手に入るのは嬉しいことです。
自分は土曜のマチネ公演を観劇。目がまわるくらいのアクションと演出、とても良かったです。
怪老の芹澤良さんどこかで・・・と。6年前の「リトルマンメイト」でした!思い出してスッキリしました。持田さんと共演されてて、セリフのやりとりもあったと記憶しています。
あえて演者さんをあまり把握せず観劇しました。怪医は椎名亜音さんだったのですね。何度も拝見してますが特に7年前「ロストマンブルース」での、奥さんの役がとても印象的でした。今回あまりの変身ぶりで気づかず。それくらいの激しさ、熱演でした。
怪談は声を聴いただけで「失創セブンスプレイ」のあの人だ、と。あらためて、すごいセリフ量と声量に感心しました。シミズアスナさんです。
演目のストーリーはというと。いろんなことが詰め込まれていて追いつくのがたいへんでした。カーテンコールでの白(いちなし)役の伊藤マサミさんが熱弁された「中二病」。それを聞いてああなるほど、そういうことなら細かいことは気にすまい、と思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても楽しかったです!
入りから最高にアガって、ヒヤッと刺されて、じわっと沁みる。力あるものには勿論、力ないものたちのつよさにぶん殴られてやられる。強さにはいろいろあるんだと、勇気をももらえます。けっして楽しいだけではない、締め付けられるような苦しさややるせなさもある、けれど観終わった時に前を向いていられる……きれいごとを信じてる人にも、憎んでる人にも、両方に観て欲しいと思えた作品です。
お話や役者さんの多彩・多才さはもちろんなのですが、その多くのキャラクターや潤沢な世界構成・設定を、スムーズにかつ迫力満点に伝える演出がとても好きでした。観客の想像力を信頼しつつもその誘導は怠らない塩梅。機械でやってはなかなか生まれない人力での演出の緩急が上手く使われていたように思います。
客席も使いつつ、劇場空間をまるごとぐっと劇世界にする、引きずり込んでもらえたおかげで、没入してとても楽しむことが出来ました。
実演鑑賞
満足度★★★
部分点の加点は多いが、本筋自体はグッと来ない。キャラクターに移入する前に次の展開に行ってしまう。詰め込み過ぎ感が否めない。ただ演出も殺陣もキャラも部分点は多い
実演鑑賞
満足度★★★★
個性爆発なキャラクターたちで展開されるダークでカッコよくて切なくてアツい作品。キャラクター多くて覚えられるか心配してたのですが、蓋を開けてみればみんな忘れられないし全キャラのスピンオフが見たくなってしまいました。
映像鑑賞
満足度★★★
配信で視聴しました。
最初の演出から印象的で、グッと惹きつけられました。
魅力的なキャラクターがどんどん出てきて、切なさもあるストーリーながら非常に楽しい作品だと感じました。
ただ、キャラクターが多すぎて、それぞれの個性や関係性を掘り下げきれなかったような印象がありました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/11/22 (水) 19:00
ENGプロデュース公演、作演出竹村晋太郎。ENGのことも、出演者の大多数も、小劇場界隈に疎い私には知らないものだらけだったけど、竹村さんが創るから、そこに劇団員やアクモブでお馴染みの方が出るからチケットをとった。
初日を前に全日程完売、急遽補助席が出たがそれも完売。ゲネには多数の関係者や役者が見に来て、本番さながらの熱気だったそう。竹村さんファンとして、こんなの嬉しすぎる。
明治、のような時代の、帝都、のような街。怪人と呼ばれる強力な能力を持った存在が確認され、それを専門に取り締まる部署が設立される。 それだけでもう!大好きな世界観!大正明治の古いものと新しいものが混じりあって独特の文化を作っていたあの時代!街に街頭がともってもまだなお闇が深かった時代!現代の私たちからしてみれば浪漫でいっぱいのあの時代!そこに不可思議な事件が絡めば完璧!さっすが竹村さん、わかってる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
大作バトル少年漫画を見ている感覚でした!勢力をぼんやりとしか把握しないままに見ていたのですが、とにかく目の前で今起こっているバトルは面白い…!みたいな感じでした。と書くとネガティブっぽく聞こえてしまうかもしれないのですが、私としては頭を使わずに(今までの話を特に意識しては記憶せずに)目の前で起こっていることをただ見ること、今発されているセリフをただ味わうことに専念できて、とても楽しみました!気持ちがよかったです!
実演鑑賞
満足度★★★★★
ベースは壱劇屋東京支部さんの竹村さんの芝居のうえに、ENGでお馴染みの華ある役者がオールスター集合みたいな構造。
東京支部さんのお芝居には欠かせないアクションモブ(ギャップル)のメンバーは、東京支部の劇団員さんや東京支部ではお馴染みの方々、更には今年解散した空想笑年の有賀太朗さんも。
スタッフにも、出演はせずともENGではお馴染みの方々の名前がチラホラ。
盤石の布陣。
実際、期待値は相当高かったようで、早い段階で全席完売。
最後に追加された見切れ席、通路席もあっという間に無くなりました。
実際のギャギャップは、その期待値をも超えた圧巻の芝居でした。
まあ、こういうヒーローものみたいなのは、どうしても受け付けないって人もいるのはわかるんですが、
そうじゃなければ黙ってみろ、面白いぞ!以上!、でお終いでいいかもしれない。
劇中で歌が効果的に使われており、さすがにこれはワードレスでは出来ないな、と。
2時間半、比喩ではなく見どころしかない、圧倒的なエンタメ芝居でした。
映像鑑賞
まだ見始めたばかりなのですが、前説の佐藤氏の声が聞き取りにくく音量を上げたら、急に大きな声で話したりするので聞きにくくて仕方ありません。配信は大丈夫なところ(同じ頃に購入したシアタークリエの配信は良かった)もありますが、大抵映像は良くても音声がいまいちいまにだったりします。本編が心配です・・・