gagap 公演情報 gagap」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    持田千妃来さん出演。

    前評判が高く、前売りの段階で全回完売になったとのこと。すごいですね。主催の佐藤さんの継続的なSNS発信が、上手だなあと思っていました。
    応援チケットのようなものを買うことで、事後に送られてくる特典の記念チケット、その裏にメッセージをいただけるというのがまた上手だなあ、と。嬉しいですものね。
    その特典にはチラシ(フライヤー)もついてます。チラシは事前に見たいところですが、事後でも手に入るのは嬉しいことです。

    自分は土曜のマチネ公演を観劇。目がまわるくらいのアクションと演出、とても良かったです。

    怪老の芹澤良さんどこかで・・・と。6年前の「リトルマンメイト」でした!思い出してスッキリしました。持田さんと共演されてて、セリフのやりとりもあったと記憶しています。

    あえて演者さんをあまり把握せず観劇しました。怪医は椎名亜音さんだったのですね。何度も拝見してますが特に7年前「ロストマンブルース」での、奥さんの役がとても印象的でした。今回あまりの変身ぶりで気づかず。それくらいの激しさ、熱演でした。

    怪談は声を聴いただけで「失創セブンスプレイ」のあの人だ、と。あらためて、すごいセリフ量と声量に感心しました。シミズアスナさんです。

    演目のストーリーはというと。いろんなことが詰め込まれていて追いつくのがたいへんでした。カーテンコールでの白(いちなし)役の伊藤マサミさんが熱弁された「中二病」。それを聞いてああなるほど、そういうことなら細かいことは気にすまい、と思いました。

    ネタバレBOX

    持田さん演じる怪人Jとともに劇中に出てくる猫(ぬいぐるみ)は、怪人Jではなく、別個体の猫。怪人Jは「猫になりたい人間」ということです。
    ほとんどの人が、ぬいぐるみの猫=怪人J、と思っていたのではないかと。普通の舞台ではそう解釈しますよね。実はご本人としても聞いてびっくりだったというようなことを配信でおっしゃってました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても楽しかったです!
    入りから最高にアガって、ヒヤッと刺されて、じわっと沁みる。力あるものには勿論、力ないものたちのつよさにぶん殴られてやられる。強さにはいろいろあるんだと、勇気をももらえます。けっして楽しいだけではない、締め付けられるような苦しさややるせなさもある、けれど観終わった時に前を向いていられる……きれいごとを信じてる人にも、憎んでる人にも、両方に観て欲しいと思えた作品です。
    お話や役者さんの多彩・多才さはもちろんなのですが、その多くのキャラクターや潤沢な世界構成・設定を、スムーズにかつ迫力満点に伝える演出がとても好きでした。観客の想像力を信頼しつつもその誘導は怠らない塩梅。機械でやってはなかなか生まれない人力での演出の緩急が上手く使われていたように思います。
    客席も使いつつ、劇場空間をまるごとぐっと劇世界にする、引きずり込んでもらえたおかげで、没入してとても楽しむことが出来ました。

  • 映像鑑賞

    満足度★★★

    楽しかったしブチ上がるシーンも多々あったけどちょっと詰め込みすぎな気もする。一度だけだと脳のキャパが足りない。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    部分点の加点は多いが、本筋自体はグッと来ない。キャラクターに移入する前に次の展開に行ってしまう。詰め込み過ぎ感が否めない。ただ演出も殺陣もキャラも部分点は多い

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    個性爆発なキャラクターたちで展開されるダークでカッコよくて切なくてアツい作品。キャラクター多くて覚えられるか心配してたのですが、蓋を開けてみればみんな忘れられないし全キャラのスピンオフが見たくなってしまいました。

    ネタバレBOX

    終盤の戦いがほぼワードレスで展開されてることに言われるまであんまり気づいていなかった。中盤の怪談のターンでは音声言語による語りとは対称的で、どちらの面白さも感じました。
  • 映像鑑賞

    満足度★★★

    配信で視聴しました。

    最初の演出から印象的で、グッと惹きつけられました。
    魅力的なキャラクターがどんどん出てきて、切なさもあるストーリーながら非常に楽しい作品だと感じました。
    ただ、キャラクターが多すぎて、それぞれの個性や関係性を掘り下げきれなかったような印象がありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/11/22 (水) 19:00

    ENGプロデュース公演、作演出竹村晋太郎。ENGのことも、出演者の大多数も、小劇場界隈に疎い私には知らないものだらけだったけど、竹村さんが創るから、そこに劇団員やアクモブでお馴染みの方が出るからチケットをとった。
    初日を前に全日程完売、急遽補助席が出たがそれも完売。ゲネには多数の関係者や役者が見に来て、本番さながらの熱気だったそう。竹村さんファンとして、こんなの嬉しすぎる。

    明治、のような時代の、帝都、のような街。怪人と呼ばれる強力な能力を持った存在が確認され、それを専門に取り締まる部署が設立される。 それだけでもう!大好きな世界観!大正明治の古いものと新しいものが混じりあって独特の文化を作っていたあの時代!街に街頭がともってもまだなお闇が深かった時代!現代の私たちからしてみれば浪漫でいっぱいのあの時代!そこに不可思議な事件が絡めば完璧!さっすが竹村さん、わかってる。

    ネタバレBOX

    ・壱劇屋東京支部ではお馴染みの演出が盛り沢山で一瞬いっしゅんが“濃い”!!安定の「目が、目が足りないぃ!」が後方席なのに発生しました。これはね、もれなく箱推し確定。
    ・開演前にパンフと台本は買ったけど、終演後にサントラとBlu-rayの予約もしました。観劇中に「これ、円盤になるんだよね。マジかよ。最高じゃん!」て5回くらい思った。
    ・竹村作品のプロ達がアクションモブ...じゃなかった、ギャップルとして参加しているのが心強い。竹村作品初参加の皆さんも、それぞれの個性があって、アクションもだけど、芝居パートもめっちゃ良い、最高。ありがとうギャップル。
    ・高田さんの怪人0号がずーるい。え、あんなんみんな好きじゃん。竹村さんの書く台詞は全部竹村さんを感じるけど、私的に今回のキャラクターの中で1番竹村さんを感じたのは怪人0号。高田さんの台詞術がすーごい好き。最初から最後まで全部ずるい。
    ・椎名亜音さんの怪医。まずビジュアルが超好きなんだけど、亜音さんのカッコイイお声と動きでさらにキャラクターが魅力的になって、最高すぎて頭爆発するかと思った。西分さんとの絡み、ありがたい。大好きな2人。
    ・春夏秋冬で“ひととせ”と読む。栗生さんのひととせ、お声がとても綺麗で可愛くて、ふわっとほわっとした雰囲気も純粋で透明な感じがして、そんな彼女が歌うと空気が澄んでいくような、光が差し込むみたいな、聞き入ってしまう歌声でした。だからこそ…ね、しんどい。いっぱい食べる君が好き🍡
    ・梅田さんの怪色、ただのお色気お姉さんじゃないんです。色気で惑わすとか、そんな生易しいもんじゃない。めちゃくちゃ戦う。すごい強い。そしてとても良い女。何度この方の表情に胸を締め付けられたことか…強くて弱くて愛の深い女が好きだ。
    ・んで怪色に絡む怪食がぶっ飛んでて最高だった。松藤さん、漫画っていうかアニメみたいな動きする。え!今どうなった?!て動きするんだけど、それが役としてピタッと欲しいところにハマってる感じがして観ててめちゃくちゃ気持ちがいい。
    ・シミズさんの怪談。ビジュアル発表で1番気になったのがこのキャラだった。怪人っていうか妖怪っぽくて、すごくクセありそうだな…って、登場キャラ全員クセまみれなんですけど(笑)満を持して台詞を喋った瞬間に「はい好きー!」って心の中で大絶叫した。高音と低音の使い分け、素敵。
    ・喋り倒す西分さん最高かよ、最高だよ、最高でしかないよ。竹村さんが西分さんに当て書きしたという怪人P、西分さんへの信頼とか愛とか詰まりまくっとるやん!衣装の裃っぽいマントが良い。ヒールで駆け回る西分さん、足ぐねらないように気をつけてー!
    ・マサさんは姿勢がとにかく美しい。日舞で鍛えた体幹と指先まで意識の届いている動きが素晴らしい。そして、マサさんがいるならやっぱアレはないとですよね🤭嬉しかったなぁー。美しい動きをする方なのに、ブリキ人形みたいなデフォルメされたモブを演じるのもギャップにやられる。
    ・ひととせの歌唱シーンで、まわりに集まる群衆のギャップルさんたち、表情がとても良くて、今日は日置くんの表情がグッときた。お隣の黒ちゃんもいい顔してた。
    ・最終戦に入る直前の集合シーン!3つの勢力がそれぞれ睨み合うんだけど、ポスターとほぼ同じ構図!
    ・最初から最後まで高田さんがずるいよなぁ!もう!宿木ちゃんに向けるなんかこう、恋ともなんともハッキリした形はないけど大切にしたい、守りたい、笑っていて欲しい、みたいな気持ちと、どこまでも真っ直ぐな花房に宿木が好きな花房でいてほしいっていう願い、終盤の今まで余裕そうだった0号がとにかく走り回って取り繕ってない本気の叫びを花房にぶつけるところ、ほんと好き。宿木ちゃんの言葉をかわりに伝えて、その思いだけは裏切るな!って、かっこよすぎかい。この0号に喝をいれる怪人Kもカッコイイ。お笑い担当みたいなPのグループに所属してて奇抜なファッションだし喋り方はおねぇだし、そういうキャラなんだと思っていたら、実は元ヤンでめちゃくちゃ漢ってのがさぁ、オタク大好きなヤツじゃん。
    ・0号と宿木ちゃんにじゃれつく怪人J、めっちゃ猫で可愛い。どんどん0号にたいするじゃれつきがほぼ引っ掻きレベルになっていくのも面白かった。最後0号に逆シャーされてた(笑)
    ・こういう物語にはありがちな「自分以外どうでもいい捨て駒と思っているわかりやすく酷い奴」が出てこない。奴は無口で感情が無いようなやつだけど、中身がうまく成長できなかっただけで後半の子供のように泣く姿が印象的だし、すがるように「色…」て名前を呼んだの辛すぎた。色はその手でさっき殺してあげたんだもん、1番いてほしい時に1番彼を抱きしめてあげて欲しい時に、もう彼女はいない。白のほうは仲間と認識している者は大切にしている感じ。春夏秋冬の歌声で量産したギャップルやすぐ死んでしまうような欲望の足りない怪人達のことは駒扱いかも。僧や老のことは大切にしてた。
    ・キャラクターそれぞれに背負ったもの抱えたものがあって、それがしっかり見えるから辛くて苦しい。村田さんは怪人になったのにギャップルたちに殺されてしまったんだな…辛い…後半の「頭部に傷を負った状態で歌を聞くと変異する」がわかってからの頭への攻撃が絶望でしかなくてなぁ…
    ・怪人へと変異する瞬間を表現した怪談と怪軍の2人、すっげかった。体柔らかい。背筋と腹筋強そう。
    ・食に食い殺されそうになった色に奴がとどめを刺してあげるの、さっそくそれは愛だよな。優しい奴、色めっちゃ嬉しそうだった。
    ・ギャップルたちの活躍がまぁー凄かったんだけど、個人的に好きだったのは電車の戦闘シーン。電車を外から見てるアングルで窓から戦ってるのが見えてる、て感じなんだけど、これがねぇ、我々観客の想像力を信じてくれてるんだなって演出で嬉しかった。その場にあるのは4枚のパネルだけで、電車の音は出してるけど電車っぽいものは何一つ無い。でも、頭の中では足場の不安定なゆらゆら揺れる電車、大きな窓から見える戦闘、そういうものがしっかり補完された。見えたんだよ、ちゃんと、電車が。
    ・Pの「ムーブメントを起こすのが好きでして」てゲヘゲヘ笑ってるところ大好き。
    ・血吹雪、あると思ってなかったから嬉しかったよー!!!!スペシャリストのマサさんもいるしね!みんな吹雪使うけど、一体どこに仕込んでたの?!てくらい隠し方と見せ方が上手い。
    ・大災害からおばあちゃんを助けて通路をのぼっていく花房、頭に傷を負い鼓膜が敗れた状態だったから、おぶわれてる藤島さんが花房の右こめかみあたりに手を置いて、頭と手のひらの隙間からはらりはらりと血吹雪をこぼすのが「こ、細かい!」て感動した。細部に神は宿る。
    ・すごい吹き上がり方してるー!ってなったのは怪電が怪僧にぶっ刺されたところ、とんでもない量の血吹雪がぶわわって飛び散ってて、ただの紙だってわかってるのに痛々しくて「うわあ😭」てなった。
    ・怪軍が暴走する花房を一喝するシーンも好き。「お前は違うだろう!」って。自分はこういう守り方しかできない、でもお前にはお前の守り方があるだろう、みたいな。怪人にさせられてしまった悲しい運命。彼の目的は怪人騒動の発端である春夏秋冬を消してこれ以上怪人を生み出さないことだった、なら彼の目的は達成され、じきに消えてしまうのかな…
    ・守れたものもあれば守れなかったものもあって、めでたしめでたし大団円とはいかないんだけど、それでも人間は前を向いて自分に出来ることをやるしかないから、だからとにかく、生きようっていうラストなんだと私は思った。
    ・春夏秋冬の透明な唄声が、覚醒した時は音をいじったみたいにぐわんっと揺れて聞こえた錯覚がして、あれすごかったな。アニメだったら視界が歪む演出入るやつ。あそこの歌声が際立つように、普段の歌声や喋り方を高めで透明感ある感じにしてるのかな。
    ・ボディーガード村田、パンツスタイルの女性がサンジばりの足技で戦うの、嫌いな奴いないぜ。彼女が怪人、というかギャギャップになってしまうの、悲しかった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    大作バトル少年漫画を見ている感覚でした!勢力をぼんやりとしか把握しないままに見ていたのですが、とにかく目の前で今起こっているバトルは面白い…!みたいな感じでした。と書くとネガティブっぽく聞こえてしまうかもしれないのですが、私としては頭を使わずに(今までの話を特に意識しては記憶せずに)目の前で起こっていることをただ見ること、今発されているセリフをただ味わうことに専念できて、とても楽しみました!気持ちがよかったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ベースは壱劇屋東京支部さんの竹村さんの芝居のうえに、ENGでお馴染みの華ある役者がオールスター集合みたいな構造。
    東京支部さんのお芝居には欠かせないアクションモブ(ギャップル)のメンバーは、東京支部の劇団員さんや東京支部ではお馴染みの方々、更には今年解散した空想笑年の有賀太朗さんも。
    スタッフにも、出演はせずともENGではお馴染みの方々の名前がチラホラ。

    盤石の布陣。
    実際、期待値は相当高かったようで、早い段階で全席完売。
    最後に追加された見切れ席、通路席もあっという間に無くなりました。

    実際のギャギャップは、その期待値をも超えた圧巻の芝居でした。
    まあ、こういうヒーローものみたいなのは、どうしても受け付けないって人もいるのはわかるんですが、
    そうじゃなければ黙ってみろ、面白いぞ!以上!、でお終いでいいかもしれない。

    劇中で歌が効果的に使われており、さすがにこれはワードレスでは出来ないな、と。
    2時間半、比喩ではなく見どころしかない、圧倒的なエンタメ芝居でした。

  • 映像鑑賞

    まだ見始めたばかりなのですが、前説の佐藤氏の声が聞き取りにくく音量を上げたら、急に大きな声で話したりするので聞きにくくて仕方ありません。配信は大丈夫なところ(同じ頃に購入したシアタークリエの配信は良かった)もありますが、大抵映像は良くても音声がいまいちいまにだったりします。本編が心配です・・・

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    観てきました。

    ネタバレBOX

    殺陣中心のアクションが続く作品です。
    上演時間は2時間20分もありますが、よくあれだけ動き続けられるなぁと思います。

このページのQRコードです。

拡大