実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/12/19 (火) 14:00
座席1階
少し早めの忘年会というかクリスマスパーティーというか。演劇には違いないが、小劇場B1がパーティー会場に変貌したような錯覚を覚えた1時間半だった。
というのも、アルコールを含めた飲食物持ち込み自由で、持ってこなかった人は劇団員がきちんと販売してくれる。(床は、飲み物をこぼしてもいいようにカバーがされていた)
舞台で俳優が使用するのと同じ小道具をパーティーグッズのように劇団員の売り子が売っている。おまけにここぞというところで鳴らせるクラッカーまで販売している。かくなるように、とことん客席に楽しんでもらおうという仕掛けにあふれていた。
物語はあってないようなものだ。一応、舞台設定は海外旅行の航空機。劇団員がスッチーの出で立ちで開幕前からマイクを手にしていたから、最初は飛行機の中での話かなとも思った。
パーティーゆえ、もちろん、歌あり踊りあり。だが、中村中の歌唱力は飛び抜けて高いものの、他の人たちは今ひとつでもっと何とかならなかったのだろうか。パーティーなので仕方がないかもしれないが、ちょっとお下品な出し物もあり(先人が記述した鼻くそもそうだが)、酔っぱらっていない人が多い客席では、許容範囲を超えていると思った人もいたのではないか。
これだけサービス精神旺盛な舞台をつくった劇団員の努力はすごいと思うが(有料グッズが多すぎる気も)、やはりもう少しストーリー性を持たせた展開があればよかった。これが希薄だったので単なるお祭り騒ぎに終わってしまった感じだ。舞台美術も、せっかく壁に飛行機の窓をあしらったのに、それが舞台に生かされていないのは残念だった。
実演鑑賞
満足度★★
やはり看板女優の藤田記子さんが出ていないので、
今までと比べるとイマイチでした。
やっぱり藤田さんが出ることで千代田さんも生きるんだよなー。
実演鑑賞
満足度★★★★
一貫したハチャメチャ具合が面白く楽しませてもらった。中村中さんの歌に引き込まれた。オープニングの仕掛けに驚かされた。
開場時に「あの、舞台がないんですけど…」と話しかけた客に澤田育子さんが「なんでもかんでもすぐに答えを知ろうとするんじゃない。ちゃんと出し物やるから、黙って観とけ!」的な答えをマイクでしたの可笑しかった(客のほうはちょっと気の毒ではあった)
2席だけ設けられた2万円のVIP席、中央最前列を陣取りお酒飲み放題で開場から終演までずっと可愛い劇団員さんが接待してくれるの、興味深かった。ちょいちょい劇団員からイジリが入るのは人によっちゃダルく感じるかもしれないけど、チケット代+1万5千円だと考えれば、なかなか良いシステムだと関心した。