高知県立美術館30周年記念
日本初演/日本語版・英語字幕付
実演鑑賞
高知県立美術館(高知県)
2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日) 公演終了
上演時間: 約1時間30分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://moak.jp/event/performing_arts/q-ichiharasatoko-yorobohi-kochi.html
期間 | 2023/09/09 (土) ~ 2023/09/10 (日) |
---|---|
劇場 | 高知県立美術館 |
出演 | 原サチコ、西原鶴真、大崎晃伸、川村美紀子、畑中良太 |
脚本 | |
演出 | 市原佐都子 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,500円 【発売日】2023/07/29 一般前売3,000円(当日3,500円) U30前売2,000円(当日2,500円)[入場時の身分証要提示] (税込・全席自由・入場整理番号付) |
公式/劇場サイト |
https://moak.jp/event/performing_arts/q-ichiharasatoko-yorobohi-kochi.html |
タイムテーブル | 9月9日(土)19:00開演/ポストトークあり 9月10日(日)14:00開演/託児サービスあり |
説明 | 世界初演となった世界演劇祭2023(ドイツ・フランクフルト)の クロージング作品として鮮烈なインパクトを放った 新進気鋭の劇作家で演出家の市原佐都子による最新作『弱法師』の日本初演! 人間と人形のはざまに浮かび上がる社会的タブーに翻弄される怪作。 さまざまな小説や能、歌舞伎、文楽のインスピレーションとなった日本古来の説話『俊徳丸伝説/弱法師』を原案とし、文楽の構造からコンセプトを取り入れて現代版として再解釈した、市原佐都子による新作劇『弱法師』。本作に登場するラブドールやマネキンといった多様な人形たちは、人間に操られ、人間の欲望を演じる。その姿は生きているもの/生きていないものの境界を揺さぶり、人間とは何かを観るものに問いかける。 『俊徳丸伝説』では、父に捨てられ悲しみのあまり失明した息子は、よろめき歩きながら物乞いする姿から弱い者=弱法師と呼ばれた。この悲劇は多くの日本の作家たちの想像力を掻き立て、能の『弱法師』、文楽や歌舞伎では『摂州合邦辻』、現代においては三島由紀夫が『近代能楽集』にて翻案の発表、寺山修二は『身毒丸』として舞台化されてきた。 市原の『弱法師』では、人間より弱い存在の人形と、人形を必要とする人間の弱さに着目。語りは、ドイツ演劇界で唯一無二の異彩を放つ俳優・原サチコ、そして物語の情景や心情を拡張させる音楽を薩摩琵琶の伝統的な音色からノイズや電子音楽まで変幻自在に奏でる西原鶴真が担い、舞台上の人形たちと作り出す非日常的な世界と人間社会をつなぐ橋掛かりとなる。初演ではドイツ語で上演された本作を、高知と豊岡では日本語版を初披露する。 ●あらすじ 日本の田舎にあるアパートの一室。一組の夫婦が暮らしている。夫の仕事は交通誘導員。一日中立ち続け、通行人から暴言を受ける自分を人形だと言い聞かせて耐えている。妻は子どもを望んでいた。ある日、二人の間に坊やが誕生する。家族は幸せな日々を送るが、やがて妻は寿命を迎える。 父は新しい継母を連れてくる。最初は優しかった継母だが、ある日父と言い争いになり坊やをナイフでめった刺しにするのだった。目も見えなくなり捨てられた坊やは、ある人物と出会い一緒に働きはじめるが… |
その他注意事項 | ●性的・暴力的描写を含みます。推奨年齢:16歳以上 |
スタッフ | 音楽コーディネート:飯島賢一 美術:中村友美 美術協力:坂本遼 照明:魚森理恵(kehaiworks)、木内ひとみ 音響:稲荷森健 映像:小西小多郎、片倉康輔 衣装:キキ花香、奥奈津季 人形製作:深沢襟、佐藤洋輔、吉田裕梨、小此木謙一郎、佐々木麦帆 人形製作協力:菅実花 英語字幕・翻訳 SPRACHSPIEL、阿部幸 舞台監督:川上大二郎 制作:山里真紀子 |
クロージング作品として鮮烈なインパクトを放った
新進気鋭の劇作家で演出家の市原佐都子による最新作『弱法師』の日本初演!
人間と人形のはざまに浮かび上がる社会的タブーに翻弄される怪作。
さまざまな小説や能、歌舞伎、文楽の...
もっと読む