満足度★★★
「とにかく怖い。ぞっとする。」
私にとって非常にハードルの高い、ロシアの昔の話。
タイトルだけだと「太陽がいっぱい」のような、
リゾート、バカンスで男2人と女1人ラブストーリーのイメージだったが、
実際は、ハードな政治・歴史ものでした。
こういう難しい作品でも、大きな劇場でそれなりの動員があることは、
意外で凄いと思いました。
内容は…独裁、権力、「とにかく怖い。」「ぞっとする。」
ついこの間まで(場所によっては今でも)こんなことがあったかと思うと。
その中で今、名子役から成長中の、美山加恋の純真さが一段と光っていました。
満足度★★★★★
あの頃のロシア
というかソ連の話か。
粛正時代の不気味さ、理不尽さがよく表現されていたと思います。
成宮の怪しい活躍をするピアニスト役も秀逸。
脇役陣も粒揃い。
満足度★★★★
原作映画を観たくなりました
装置、衣装なども豪華でどっしり、ずっしりのドラマ。チェーホフ戯曲の雰囲気も大いにあってしっとり。成宮寛貴さんが常に妖しい艶やかさを振りまいていて、美しい悪のプリンスのよう。