出発の詩集 公演情報 出発の詩集」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    出発・・・
    どこにでもあるような夫婦の関係が、壊れていく様子に身につまされました。
    前半は結婚生活に疲れた夫が哀れだったものの、後半はあれだけマイペースだった妻が衝撃を受けたあとの様子が哀れでした。

    コミカルな加藤さんばかり観てきたので、真面目で大人しい抑えた男性の役をはじめてみました。ほどよいくたびれ感でした。。

    ネタバレBOX

    あらすじを読んで復縁するのかと思いきや…
    男は楽でいいよなぁ~
  • 満足度★★★★★

    やっぱり素晴らしかった本格派の演技力
     加藤健一、久野綾希子、山本芳樹という同一キャストで2007年に上演された「モスクワからの退却」の再演。今回は「出発の詩集」がタイトルとなり、「モスクワからの退却」は副題に回ったが、息の合った実力派の面々による満を持しての再演だけに、その完成度は私の観た初日から群を抜いていた。

     やっぱり、本格派の演技力に裏打ちされた完成度の高い芝居は観ていて安心できるし、感動させられる。やっぱり、カトケン・ワールドは素晴らしい。

     詳しくはネタバレにて。

    ネタバレBOX

     それにしても、カトケン、久野綾希子演じる亀裂の入った夫婦の、もう取り返しのつかないところまで来てしまった関係がズシンと胸に突き刺さるが、それを過度に重苦しくさせないのが、一人息子役の山本芳樹の役回り。

     三人がそのバランスを分かりきっていて、実に見事な演技力で表現してくれた。「流石」と一言に尽きる。

     物語の筋としては、大きな起伏や大逆転、ドンデン返しなどはない。当然ながら、壊れてしまった夫婦関係はそんなに簡単に修復などできるものではないし、その現実とどう対峙していかなければならないか、という大人の物語なのだから。それだけに、ともに家族として過ごしてきた人間としての機微、親と子という夫婦とは違った血縁関係、といったものがにじみ出る芝居とならなければならないが、まさに、そうした繊細ながらも根幹をなす情念が、本当に自然に表現されていたのがとても心地よかった。

     それを堪能できたのは、もちろん出演陣の演技力である。台詞の説得力、語尾まで聞き取りやすい発生、そして、「間」の取り方の素晴らしさ、中劇場の広さでも十分に感じられる表情の変化の見事さ、どれをとっても一級品の素晴らしさを堪能できた。

     妻と二人で満足のいく観劇。GW前のよき一夜となりました。
  • 満足度★★★★

    上品で繊細な舞台
    加藤健一だから観にいったのだが、久野綾希子、さらに山本芳樹が素晴らしい。

このページのQRコードです。

拡大