ラスト・ワルツ 公演情報 ラスト・ワルツ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    ラストの5分、10分ですとんと落ちる
    起承転結でいうなら、承の部分がとても長い。
    対照的に転、結の部分が時間で言うと5分、10分しかないため、
    「こういうことだったんですよ」と急に言われてびっくりする。
    話の筋を追って、謎がとけていく爽快感がサスペンスの醍醐味なのだとしたら、
    上演時間はもう少し短くてもよかったのかも。と思った。

  • 満足度★★★★

    サスペンスひとつまみ
    思ったような派手さはないが、よく作り込まれている作品でした。

    予想外の結末をなるほどねって思わせる脚本がよかった。

    個人的にはもっと観客を揺さぶる演出がほしいところだが、あっさりした演出だからこそ隠し味がよく効いたのかもしれない。

    ネタバレBOX

    娼婦と秘書の即席カップルの出来上がり具合がイマイチ
  • 満足度★★★

    ちょっとしたサスペンス
    チラシからもっとハラハラなサスペンスを想像してしまったので若干期待外れでしょぼん。

    ネタバレBOX

    政治家の泊るホテルでちょっとした事件。
    風俗嬢と事に及んだ政治家の体調が急変。
    薬物の使用を指摘する医者。
    風俗嬢はそんなものは使ってないと言う。
    では誰かが混入させたのか?

    政治家が別室で姿をあらわさないので、命が危険なのかどうなのかイマイチわからんくて。
    もっと劇的な緊迫感があった方が見てる側は楽しいなぁ。

    最初の15分くらい誰がどういう関係で、今何の話をしているのか全然わからなかった。
    はぐらかしが多いと言うか核心に触れないと言うか展開が遅いと言うかちょっとやきもき。

    最後の謎解き部分がやけにさらっとあっけらかん。
    すんなり納得できなかったのであとで出演者から聞こう。

    ちょっと脚本の都合上で理由もなく退出する人が多かったような。

    娘と和解(?)するくだりと、
    秘書典子に対してテンションあがっちゃう妻がよかった。

    タイトルは何故ラストワルツなんだろう。
    政治家死ぬのだろうか。

    この後の続きが気になる。
  • 満足度★★★★

    満足
    プレイ(?)中に倒れた大物政治家を取り巻く人達の会話劇。シニカルに笑えるなんとも面白いサスペンスで、引き込まれてしまいました。満足です。

  • 満足度★★★★

    これは楽しい!!
    これはとても笑えます!
    それでいてなかなかのサスペンス!!
    いいじゃないのこれ!!
    小劇場としては上質な芝居な感じがしたし、その割に料金も安いと思う。
    次回公演も観たいと思った。

  • 満足度★★★★

    なかなか見事なサスペンス
    ホテルのスイートで繰り広げられる人間関係の交差劇。
    割と繰り返し丁寧に状況が重ねられていくので、
    前半はわかり易かったのだが。
    後半の畳みかけと暴露系の話は結構ついて行くのが大変でした。
    相関図とか見たく(作りたく)なりましたね。
    癖のある登場人物たちもユニークで、
    細かな伏線台詞もあり、目が離せなかった90分でした。

    ネタバレBOX

    別室にて倒れたままという設定の大物政治家さん。
    その取り巻きや、後援会の社長さんに使えない部下+トリの奥様!
    時折その大物のまねするトコが結構笑えました。
    「ぜんぜんっ似てません」とかのダメ出しとかも。

    主人公?でいいのかな、
    「コバ」ちゃんが良い味出ていました。
    オチの暴露までのトボケタ演技には騙されました。

    口止め料となる話と海外脱出。
    スウィートルーム担当のホテル従業員さんの、
    気が弱そうで押しの強いオドオド態度も面白かった。
    舞台セットも、らしさが良く出ていて。
    椅子が豪華さかもしていました。

    大物政治家で登場しない「先生」と
    その主治医である女医さんも「先生」と呼んでいて、
    始終”文脈と内容で、誰のことか判断する”必要性がギャグになってたり、
    同性愛疑惑での理解のある女医さんの態度とか、
    笑える要因多かった。

    結局黒幕の奥様が、自分の子供に政治基盤を渡すために。
    夫に一服盛ったらしく、
    その手先が”なんとらしくない”コバちゃんだったというオチでいいのかな。
    そこンところの説明と人間関係が、混乱してしまいました。
    ここもっとスキッと見せてくれたら良かったんですけど。
    力加減が微妙な所ですんで、難しいですかな?
    ネタバレの、開演前に見ちゃダメよ!人間関係ソシオグラム&血縁関係、
    時系列整備の関係図なんかが、
    キャスト紹介と共にあったらGooDなのになぁ・・・と思いました。
  • 満足度★★★★

    最後が…
    何が肝心な問題なのか、漠然としたところから徐々に真実が明らかになるとともに深刻度が増していく、この進め方素晴らしかったです!

    ネタバレBOX

    ホテルのスイートルームには地元後援会関係者とガウン姿の若い女性がいて、それに秘書たちが出入りしている。政治家の先生がベッドルームで意識を失ったらしい。救急車は呼ばずに主治医の先生に来てもらうことに。主治医の先生が来て、薬物使用を疑い、病院へ移送することを提案するが秘書たちは拒む。こんなところから始まり…

    何が問題なのか。政治家なので病気になったことが知れるとまずいのか、それとも薬物を使用していたことがばれるのがまずいのか。

    肝心なことは舞台の外で起きているということが無く、舞台上で少しずつ真実が明らかになっていく過程が素晴らしかったです!

    誰の意志で媚薬を使用したのか的な話から、複雑な家族関係を背景に跡目争いを狙った毒殺の様相が見えてきて、誰が毒を盛ったのかという心理戦があり、そして思わぬ相関関係が明らかになったところで…、

    犯人が独白して…終了。あれっ!最後がちょっと拍子抜けか。

    実の娘がブラジルへ渡ったということで主犯と実行犯の関係が明らかになるわけで、何も独白しなくても、ブラジルの秘薬を使ったとばらさなくても、自分の娘か孫を後継者にしたいがために病死にみせかけて殺そうとしているという真相は理解できたのではないかと思いました。
  • 満足度★★★★

    なかなかな展開
    予想よりも凝ったサスペンスものでした。
    登場人物のキャラもしっかり出来ているし、斜めにクロスする四方向の動線が、次に起こる展開にワクワクさせる効果がありました。
    相変わらず舞台美術も無駄が無く、役者の気合も乗っていて楽しめる作品でした。

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