【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」 公演情報 【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
21-26件 / 26件中
  • 満足度★★★★★

    みてきた
    なんというナイスな企画!
    味わい堂々に興味しんしんです。
    おさださんGJです。
    大変だったろうなあ。

    ネタバレBOX

    アフタートークもっと演出家の方々におはなししてほしかったなあ。
    あと質問者は知識を披瀝するんじゃない! 笑
  • 満足度★★★

    みてきいてきた
    あずき組観劇。2劇団とも初めて見ましたが、個性的で、みきかせルールをきちんと活かした作品だなぁと思いました。でも、みきかせだから出来る事、みきかせだから面白いって所までいってない気がします。劇団の魅力に企画が追いついてない感じ。今後、更なる、企画と劇団のステキな化学反応があると良いですね〜。

    ネタバレBOX

    蜂寅企画は台本持たない(みきかせじゃない)方が、動き回れて魅力的じゃないかな〜と思いました、台本を扱う所作はキレイだったけど。味わい堂々のマイクを使った声の重なりあう感じも、曲に合わせて踊る感じも、楽しかったです。
  • 満足度★★★★

    初見
    みきかせ、初めて観た。想像よりかなり面白かった。とくにチャリT企画の「原発と・・・・」は初心者でも楽しめる内容。8割世界は、従来作品とは違った味付けでちょっと戸惑ったが、観ているうちに楽しめるようになった。オリジナルではなく既存のものを、しかもだいぶ短くしたというためか、ちょっと早口なのが気になったが・・・。 

  • 満足度★★★★

    【ラムネ組】観劇
    見せて聞かせてという意味なら最近のリーディング劇と特に変わったところはありませんでした。

    ネタバレBOX

    『原発とスーちゃんとビンラディンと私』(劇団チャリT企画)、私が『ネズミ狩り』を観たのは3月7日でしたが、この公演中の3月10日から今日に至るまでの劇団員の日記とニュースの記事を時系列に読み進めていくことで、劇団員のとぼけた本音と数値の現実感を通して私も含めて東京にいた一般人の対応と、政府の発表のいい加減さが浮き彫りになりました。

    アフタートークで分かったことですが、台本を覚えなくてもいいという理由で主宰の楢原拓さんも出演されたとのことでした。やはり台本を覚えることは大変なんですね。尊敬します。

    『超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸~8割世界みきかせヴァージョン~』(8割世界)、2時間を超える鋼鉄村松の作品を50分にまで改訂したとのことで、スーパーホーク1号は制御が利かず0.2光年先の惑星まで行ってしまい、なんのこっちゃ。スーパーヒーローは怪獣と戦うだけではない、職場で一所懸命働くこともヒーローだといったような話でした。

    アフタートークで、主宰の鈴木雄太さんがリーディング劇を観て面白いと思ったことは一度も無いとおっしゃっていましたが、ホント私も同感です。

    二作品とも結構早口でしたが、リーディング劇にありがちな噛むということがなかったのが好印象でした。
  • 満足度★★★★★

    知人だからではなく
    みきかせプロジェクトを観てきた。

    主宰が知り合いで誘われたのがきっかけで観たのだが、今では楽しみなイベントになっている

    不条理や社会派のチャリT企画とウィルメイドコメディの8割世界
    2本立てなんて疲れはてるのではと懸念があったが、あっというまの90分(体感だが)だった。

    好みとしてはチャリT企画
    8割世界は面白かったが、ちょっとやり過ぎ感が残る。

    続いて欲しい企画だ。

  • 満足度★★★★

    ラムネには、組み合わせの妙があった
    チャリT企画と、8割世界という、劇団組み合わせに興味があって、楽しみにしていたのですが、むしろ、作品の組み合わせに妙がありました。

    楢原さんと、鈴木雄太さん、お二人とも、切り口が上手!

    楢原さんは、現実社会の状況の切り取り方に、雄太さんは、2時間以上のオリジナル上演作を、短めにする上での切り取り方に、それぞれ、才気を感じました。

    役者さんでは、チャリTは、熊野さんの存在感と、口跡の良さがダントツ光り、8割では、小林さんの得難い魅力が光っていました。8割では、紅二点の大土さんと廣島さんもとても魅力的でした。

    作品の並べ方がこの順番で良かったように思います。

    アフタートークは、わざわざ残ったお客さんに意味のある内容をもう少し、吟味して進行して頂けたらと思いました。

    あずきを観た後の追記として、たぶん、ラムネの両主宰は、元々リーディング形態の上演が、あまり乗り気ではなかったのでは?と感じました。
    普段から、お二人が、リーディングの楽しさを体感されていたら、もっと、魅せるみきかせが可能だったのかも…。

    ネタバレBOX

    チャリTの作品は、もう少し、変化球なのかと思っていましたが、実に真っ直ぐな直球作で、意外でした。
    震災前日から、昨日までの、チャリT周辺と日本の状況が、ほぼ実話そのままに語られます。
    たくさんの事実や台詞の中で、楢原さんがチョイスして文字に起こした台詞を、役者さんが淡々と語る進行で、まさに、【事実は小説より奇なり】のわが国の現状が、リアルに胸に迫ります。この現状説明の台詞の選抜が、卓越していたと感じました。

    8割作品は、以前、剛鉄村松のオリジナル上演を観ているので、まず、あれを良くも手際よくまとめたものだと、雄太さんのカットの才に感じ入りました。
    決して、初見でもわかり辛くなくて、これは驚きました。
    むしろ、余計な部分がカットされて、テーマが明確になっていたようにさえ思えました。
    オリジナルのべス村松さんに比較してしまうと、やや一芯さんのミササギに情感不足を感じてしまう部分はありましたが、皆さん、台詞も明瞭で、素敵な作品世界を見せて下さったと思います。
    厳格な役は初めて拝見した鈴木啓司さん、何年か前より格段に素敵な女優さん振りを見せて下さった大土さん、ベテランファミレス店員振りが板についた廣島さんの頼り甲斐ある女性振り、人の良い田中役を好演された飛山さん…と総じて、8割の役者さんは、人材が揃っていて、楽しめました。
    中でも、改めて、いい味の役者さんだなあと、その得難い魅力が炸裂していた小林さんに感服しました。
    吉岡さんが、オリジナルと同じ配役だったのも、嬉しく感じました。
    衣装が揃っていたこと、擬音を各人の声で表現した点等、見せ方にセンスがありました。

    現実をそのまま切り取って見せたチャリT,空想世界の御伽噺のような8割作品。一見全く異質な作品のようですが、でも、この2作は、共に、危機的状況の中で、人間は、微力ながらも、ない知恵を絞り、過酷な現状と折り合いをつけながら、精一杯、自分の今できることをコツコツとやって行くしかないのだと、そして、その中でささやかな幸せをみつけて行くしかないという、根底には、同じテーマが流れているように思えました。

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