満足度★★★★
言葉、言葉、言葉
上演時間2時間半、出演者4人。終始台詞に満ちた作品。意味を気にしすぎると分からなくなってしまう。作品はしっかと作りこまれていると思うが、力作過ぎて繰り返しは見たくない。でも一度は見てよかった。
満足度★★
プレ公演
4月の公演に向けたプレ公演としての抜粋版のリーディング・パフォーマンスと、翻訳者とドラマターグを迎えたアフタートークで、予告編といった趣のイベントでした。
台本を持ちながらでしたが、テーブルと椅子の他に小道具も使って、ただ読むだけではなく演技もある形式での上演でした。
旧大陸と新大陸との価値観の衝突を描いた話とのことでしたが、いかにもフランス語的なレトリックの台詞がすんなりとは頭に入って来なくて、意味があまり汲み取れませんでした。それぞれの単語自体は特殊なものではないのですが、文章や会話としてのレベルで見たときにはっきりしたイメージが湧かず、モヤモヤとした感じを受けました。
本公演で美術や照明、音響などの要素が入ったときに、この難しい本がどのように立ち上がってくるのか楽しみです。