パトリス・シェロー演出、ドミニク・ブラン主演
パトリス・シェロー演出、ドミニク・ブラン主演
実演鑑賞
シアターX(東京都)
2011/02/21 (月) ~ 2011/02/22 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.institut.jp/ja/evenements/10472
期間 | 2011/02/21 (月) ~ 2011/02/22 (火) |
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劇場 | シアターX |
出演 | ドミニク・ブラン |
脚本 | マルグリット・デュラス |
演出 | パトリス・シェロー、ティエリ・ティウ・ニアン |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】2011/01/06 前売り・日仏会員・学生:2000 円、一般:3000 円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | フランス政府公式機関の東京日仏学院は、2011年2月21日(月)と22日(火)の両日、劇場 東京・両国シアターXカイにて、マルグリット・デュラスの自伝的作品『苦悩』をフランス演劇界の鬼才、パトリス・シェローの演出で上演します。 本公演は、パトリス・シェローがティエリ・ティウ・ニアンと共に、彼の敬愛する女優ドミニク・ブランを演出。フランス映画(ゴダール、シャブロル、アイヴォリー作品などに出演)およびフランス演劇界(ヴィテーズ、ボンディ、シェロー演出作品)において最も重要な女優の一人、ドミニク・ブランは、セザール賞に4 回輝き、モリエール賞は『苦悩』での演技も含め、2 回受賞しています。 シンプルな舞台とドミニク・ブランの驚くべき存在感。その声、歩み、動作、沈黙、息づかいが、戦後の文学で最も苦しみに満ちた作品の一つであり、占領下に捕らわれの身となった夫を待ちあぐむマルグリット・デュラスのテクストが劇場内に響き渡ります。 1944 年にユダヤ人であったためにナチス・ドイツの捕虜となった夫をまちあぐむ 心情を綴った当時 のデュラスの日記(『戦争ノート』として河出書房新社より刊 行、田中倫郎訳)を草稿とした作品。1945 年4 月からはじまるこの作品は、戦争 が終盤に差し掛かかり、一つまた一つと強制収容所が解放されていく中、一向 に 消息の知れない夫の帰りを待ち続ける心情が語られる。夫の生存の証をもとめて 役所をめぐり、周囲の何気 ない励ましにも疲弊し、不安が精神を蝕み、やがて錯乱へと陥るデュラスの様子、戦争に振り回される個人と変 容する愛の形を生々しく描いている。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
本公演は、パトリス・シェローがティエリ・ティウ・ニアンと共に...
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