進 公演情報 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    どちらもしっかり作られているのが感じられました。
    面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    卒業をテーマで2作品。どちらも良かった。得した気分!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ▼猿組「猿組式 雪女」
    私が知っている「雪女」の後日談。雪女は子どもがいたので約束を破った巳之吉を殺さずに去って行ったのでしたが、やはり子どもには会いたかったのでした。そこに思いもよらない者たちが登場して・・・。

    ▼大和企画「実家で不幸がありまして」
    と、思わずついた嘘のおかげで猶予が与えられましたが・・・

    どちらも初めて見る劇団さん(?)でしたが面白かったです。

    ネタバレBOX

    「猿組式 雪女」それは妖怪たちと妖怪退治屋たち。親分はぬらりひょんで、だいだらぼっちと鵺がお供です。雪女が人間と接すると妖気が乱れるとかで彼女を探しに来るのですが、佐吉(雪女の子ども)のところには座敷童子がいて、ぬらりひょんをやっつける勢いなのが笑えました。妖怪退治屋と妖怪たちの戦いの殺陣も良かったです。
    親離れ、子離れの卒業なのかなと思いました。

    「実家で不幸がありまして」好きなことがある人は続けてほしい。でも、それで食っていけないこともあるのが辛いところです。
    劇団の内幕ものという感じですが、見ている方も気を使いました。え?そこで噛んじゃう?とハラハラしたら、それがちゃんとした演技(演出)だったんですね。
    しかし最後のオチ(?)地球と書いてテラと読むのが、観客にすぐわかってもらえるのかな。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ラビット番長がなくて、寂しかった。
    ぽっかり穴が開いたみたいで...
    3本だてだと長くなってしまうので、時間的に約1時間は丁度いい感じです。
    以前みたいに、2本ずつ組み合わせて... がいいです。

    猿組式が大好きで、ハマっています。
    [雪女] 役の女性の役者さん良かったです。
    白い着物が綺麗で、上品でいい感じ。

    東野裕さんの軽業、殺陣が楽しみでたまりません。
    今回もみれて大満足でした。

    大和企画のほうは、大変な苦労をして、我々にお芝居を届けてくれているんだというのがひしひしと伝わってきた。
    私は観るだけで、演じることはできないので、ここが悪いと言われてもよくわからないですが、真剣に観ないと申し訳ないと、心から思いました。

    えざきかすみさんからよくコメントを頂くので、名前しっかり覚えてしまいました。
    今回はえざきさんばかり観ていました。
    貫禄と迫力がスゴかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    タイトル「進」でテーマが「卒業」…そういうコトかと納得。根底には生・死があり、それを乗り越えて力強く生きろ といった人生応援譚。
    猿組「猿組式 雪女」、大和企画「実家で不幸がありまして」の2作品。勿論テイストは異なるが、両作品に共通しているのは人生の滋味。若者を通して描いているところに 優しさ、温かさが滲み出る。

    演劇制作体V-NET公演であるが、今回はどちらが面白いか勝敗を決めるガチンコバトルではなく 投票もない。しかし演劇レベルは高く観応え十分だ。
    (上演時間2時間 休憩兼転換10分)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、照明の位置(中央階段奥)が若干違うぐらいで、ほぼ同じ。中央に階段を設えたドーム型の出入り口があるだけの素舞台。

    ●猿組「猿組式 雪女」
    小泉八雲「雪女」の後日談といった物語…雪女と巳之吉は愛し合い子を授かる。しかし13年前 子の佐吉を残して家を出る。その佐吉も気立てが好く優しい大人に成長した。雪女は、妖怪の長である ぬらりひょん によって幽閉されていたが、ひっそりと人里へ帰ってきた。母の愛情と子の思慕が情感豊かに紡がれる。母(雪の化身)の最期、息子と手を取り合っているシーンは、蒸気が立ち上るような照明で昇華する。

    妖怪と妖怪退治屋のスピードと迫力あるアクション・殺陣が見どころ。妖怪の出で立ちも妖しく奇異な感じが出ており、独特の雰囲気を表す。特に 尾山ねこ さん(雪女)は白地着物で冷気と妖艶さを漂わす。

    少し気になったのは、ぬらりひょん が妖怪の長であるにも関わらず、座敷童子の妖力と同レベルなのか。また、ぬらりひょんが人里に近づくのを禁じていたのに、ラストでは自ら掟を破り人里を散策するような。何となく雪女は自分の娘で、その息子(孫)の佐吉を見守るためか、と勝手な想像をしてしまう。

    ●大和企画「実家で不幸がありまして」
    売れっ子作家の有名作品を上演することになった劇団の危機的状況をどう脱するか。作家とその作品だけで もう公演は成功間違いなしと高を括ったか。作家に稽古を見てもらったが、ダメ出しされ咄嗟に劇団員が「実家で不幸がありまして」と嘘をつく。3日間の演出変更の猶予を得るが…。

    実は演出家は父が亡くなり、遺品の整理をしに実家へ帰った時に見つけたのが、自分の作品のDVDやパンフレット類。父が一番のファンであったことを知る。亡くなって初めて知る親(父)の思い。
    因みに作家のダメ出しはそこか と笑える。

    気になるのが、ベテラン演出家が劇団(演劇界)を辞めた理由、劇団よりも大事なことができたから。プロデューサーとの会話で、子供が生まれ5歳の誕生日を迎えると。翻って、後輩(現在)演出家の亡父エピソードから、演劇だけでは生活していくことが難しい(悲哀)?ベテラン演出家の子が大人になった時、自分のせいで演劇を止めたことを知ったら、と余計なことを想像してしまう。

    ●共通・まとめ
    両作品とも照明効果が巧い。それによって情景の変化にメリハリがみえる。
    さて、テーマ「卒業」…親子関係、そして親の死によって初めて自立(卒業)し、同時に新たな出発(進)へ。親の死を乗り越えて逞しく生きる、を描いた珠玉作。
    次回公演も楽しみにしております。

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  1. ここ進(すすむ)研ゼミで見たところだ!

    11ヶ月前

  2. 進〜すすむ〜 「実家で不幸がありまして」 千秋楽を終えることができました✨ たくさんのご来場ありがとうございました💕 4月に実家で不幸がありまして、メンタルが思ったより限界だったのか、体調崩したり終始ふわふわしている私でしたが、… https://t.co/FUqRQEbW54

    11ヶ月前

  3. 分かる〜!うちの親戚も 伯父(長男)「勝(まさる)」 伯父(次男)「進(すすむ)」 で二人合わせて「勝ち進む」 伯母「加代子」 母「佐代子」 って名前に繋がりがあるんだけどとても好きです。 知り合いで下の漢字だけ一緒で上の漢字が… https://t.co/8QkdjJh2Vx

    11ヶ月前

  4. @ihsustAIJ お疲れ様! 観に行く事はできませんけど、頑張ってください 俺はこれからブイネット公演観てきます

    11ヶ月前

  5. @hati888hati 井家さんまさかブイネット観劇していたとはね! 俺のお気に入り劇団やわ 今日ソワレで観にいきますけどね!

    11ヶ月前

  6. 今日はソワレで久しぶり観劇予定! ブイネット舞台進やわ! 開場時間ぐらいには行けるだろ 楽しみ😀

    11ヶ月前

  7. 演劇制作体V-NET5月公演 「進~すすむ~」 5/24(水)~28(日)@TACCS1179 劇場チケット↓ https://t.co/8dDhEES10V 配信チケット↓ https://t.co/BIU23k6mE4https://t.co/k9jbA6bBx6

    11ヶ月前

  8. 進←すすむ、って打たないと出てこない

    12ヶ月前

  9. [12317] 1969年に『白いブランコ』という曲でデビューした、菅原孝(すがわら・たかし)と進(すすむ)の兄弟によるフォークデュオは何でしょう?【答】https://t.co/fMbLlgwibs

    12ヶ月前

  10. 午後も軽快に突き進すすむもう🏃‍♀️ 【女性が歌う】ジョジョの奇妙な冒険 OP : Great Days / 青木カレン・ハセガワダイスケ (フル歌詞付き) Cover【Nanao】 https://t.co/Gv6W0Cld61 @YouTubeより

    12ヶ月前

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