【純白のスープ皿の完璧な配置】 公演情報 【純白のスープ皿の完璧な配置】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★★

    本物で遊ぶ
    ものすごくラフな言い方ですが、
    ダンサーたちの切れや表現のふくよかさが圧倒的で、
    一方で差し込まれた演劇的な表現にも
    きちんと奥行きを作る力があって。

    二つのテイストそれぞれが際立つ、
    ウィットと力量に溢れた時間を味わうことができました。

    ネタバレBOX

    ダンスの領域があって、
    演劇の領域があって、
    その混在した部分があって・・・・。

    たとえば演劇に身体表現が入り込むとか
    逆にダンスに演劇的な側面が取り入れられるとかいう舞台は
    いろんな形でみたことがありますが、
    この作品はそのなかに
    融合のための斟酌とか妥協がない・・・。

    ダンサーたちの踊る力には
    観る側を圧倒する切れに
    豊かさがしっかりを包括していて・・・、
    レベルを超えたグルーブ感に
    場内を包み込む。

    その中に一人混じった女優も
    同じ動きを同じリズムでついていくのですが
    (これはこれで結構凄い)
    そこから浮かび上がってくるのは
    一体感というよりダンサーたちの「本物」の優越だったりする。

    しかし、ダンスから一歩外側に出て
    作られていく空気の色は
    女優によってかもし出される「本物」。
    彼女によって広がる「仲間」的な世界観の物語は
    やはり役者の領域なのです。

    どちらかがどちらかの領域に入り込んでしまうと
    浮いてしまうのですが、
    その浮いた部分を誤魔化さずにしっかりと見せる。
    手抜きをせずに役者は踊る・・・
    同じようにダンサーはダンスの外側でも
    その世界に身をおく。

    その、両方の本物を
    しっかりと見せつけられて
    観る側も揺すぶられているから
    終盤の動きのシークエンスと会話の融合が
    ぞくっとっくるほどに
    奥行きを持って、
    なによりも心地よく感じられる。

    本物から派生した表現の重なりに
    心地よいグルーブ感と浸透力をもった感覚が
    身体の動きとナチュラルな台詞に乗っかっていく感じが
    すごくよい。

    その重なりの原点にあるのは
    ある種の遊び心だとおもうのです。
    でもそれを「・・・っぽいもの」でやるのではなく
    本物でやると、そこには力を持った世界が生まれる。

    もう、凄く面白くてわくわくしてしまいました。





  • 満足度★★★★★

    観てきました。
    とにかく、面白かった。
    ダンスと演劇のコラボレーション、見事でした。
    浅川さんもいい味、出してました。

  • 満足度★★★★

    (ノ*´Д`)ノオォオォ
    こいつはCOOL!!!
    感想なんかうまいこと言えないけど、年に何度かある「こりゃスゲー!」な作品
    ダンス、芝居、あらゆる表現ジャンルの融合、そして構成力
    北尾亘なる才能、恐るべしというインパクト☆
    今後が楽しみ過ぎる!

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