演劇

shelf volume03

R.U.R.

shelf

ミュージアム東京(東京都)

2004/08/05 (木) ~ 2004/08/08 (日) 公演終了

上演時間:

■ 物語の快楽-演出ノートにかえて
すべての人は、生きていくために物語を必要としています。

物語によってほんのひととき、気持ちよく騙されることを必要としています。

例えば愛すること、愛されることで人はその気持ちよさを手に入れようとします。物語を受け容れることで、人は自分が生き...

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公演詳細

期間 2004/08/05 (木) ~ 2004/08/08 (日)
劇場 ミュージアム東京
出演 関根好香、岡田宗介、宮城未蹴、川村岳(山の手事情社)、立蔵葉子、吉村将志(小鳥クロックワーク)、成川知也
脚本 [原作]カレル・チャペック『ロボット(R.U.R.)』、[戯曲]カレル・チャペック×半澤寧子(野宮安寿.com)、[脚本協力]菊川朝子(Hula-Hooper)
演出 矢野靖人
料金(1枚あたり)
【発売日】
サイト

http://theatre-shelf.org/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 ■ 物語の快楽-演出ノートにかえて
すべての人は、生きていくために物語を必要としています。

物語によってほんのひととき、気持ちよく騙されることを必要としています。

例えば愛すること、愛されることで人はその気持ちよさを手に入れようとします。物語を受け容れることで、人は自分が生きていく上での規範を身につけます。物語を信じることでその物語の登場人物となり、物語を共有することで初めて、他者と関わるためのインターフェースを獲得します。宗教、歴史、恋愛、記憶。すべて物語は、人が生きるためのフィクションに過ぎません。それが事実であるかどうか、などは二の次で、人は生きるために記憶や歴史を捏造することさえあります。いや、そればかりか人は自ら死を選ぶときにさえ、物語を必要とします。

現代を生きる我々の悲劇はこの、自分たちの生きるすべてが「物語」でありフィクションに過ぎないという事実に、とうに気付いてしまっていることにあります。そのことに気付きながら我々は、気付かない振りをし続ける。それは傍らに在る深い裂け目から目を背けて生きるようなものです。

それはしかし、悲劇であると共にひとつのマゾヒスティックな快楽でもあるのです。

チャペックの戯曲「R.U.R.」が、「科学の発展に警鐘を鳴らした名編」として取り上げられることに対する私の違和感はここにあります。何故なら私にとっての「R.U.R.」は、科学の発展という「物語」に抗いながら終にそれに抗し切れず(半ば無意識に)それにその身を委ねざるを得なかった男の物語だからです。そこに在る諦めと自己欺瞞。悲劇の装いの裏側に、それは確かに陶酔感を隠し持っています。

-shelf volume03「R.U.R.」

モチーフは快楽です。どうぞ、ご期待下さい。
その他注意事項
スタッフ [衣装] 竹内陽子 (TAKEUCHI)

[音響] 山桜 a.k.a Ayako Mori (ZOOTED)

[メイク・ヘアメイク] 入江佐伊子

[照明] 鈴村淳

[美術・装置] 斎田創 (突貫屋)

[写真] 原田真理

[グラフィックデザイン] 折田烈 (餅屋デザイン)

[制作] 日和庵

[製作] shelf / 矢野靖人

[情報提供] 2007/05/13 19:22 by yk

[最終更新] 2009/03/31 19:47 by YasuhitoYANO

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