満足度★★★
歌って踊って
千秋楽を観て来ました。客席は満席で立ち見の方もいましたが、それでも27名の方が入れなかったそうです。
藤堂さんが出演なのでチケットをとりました。浅田次郎原作だし、チラシの雰囲気からも「人を想う」というテーマからも、静かなドラマを想像していました。
ところが、タップダンスに始まり、歌ありダンスありの展開に「これはミュージカルなの?」と戸惑いました。
コメディ要素もたくさんあり、確かに喜劇とはなっていたけれど、かなりイメージと違いました。
面白かったですけれど、ちょっとネタ元が分からなくて笑えない部分もありました。でも年配の方たちにはウケていました。
大きな役ではなかったけれど、藤堂さんはいろいろな場面にいろいろな役で出演していて、ぶたれた時は驚いたけれど、演じた中では暴走族の役に笑いました。
ただ、短いエピソードが次々に起こって、最終的には主人公が解放されていくのですが、ドタバタなコメディ要素が強いので心に響くという部分が弱かったです。