満足度★★★★★
火とひとと(後編)
今宵、第10夜にていったんの完結。
ヒロインのベロニカ役木下さんクランクアップの夜。
第5夜で亡命して、前々回にその亡命の旅から帰ってきたベロニカ。
今回は、そのベロニカを灯台守にしたヤコブが捕まって、それからの話。
この回を見ると、ヤコブという人をより理解したくなります。
正直言うと、なぜヤコブがそこまで死を恐れたのかわたしにはわからなかった。
なんとなくヤコブは死も受け入れそうな気がしてたから。
なぜヤコブはそんなに生きたかったのかな、と。
そしてヤコブが語る「愛」、ヤコブにとっての「愛」はと、また第6夜を振り返りたくなる。
でも最終的にはヤコブは死に向き合って、自分を燃やす火を誰かが見ててくれればいいという静かな心境に至って。
ラストの選択肢としては、ヤコブをそのまま火にしてしまうラストもありえたと思うけども。。。
そこでヤコブを生かすラストを選んだというのが、やっぱりよかった。
全体的に綺麗なだけの世界ではないのが定点風景だと思っていますが、それでも救いのある優しいラストは、やはり定点風景に合ってる。
一見感情をなくして、灯台守という仕事に染まってしまったかのようなベロニカは、実はそうではなかったし。
ラスト、無事脱出できたヤコブが、ウマオに連れられ空を飛んでるシーン。
爽快でしたね、素晴らしかった。
印象としては、なんだか急に終わりに向かってしまったなという。
もう1エピソード、1盛り上がりくらいあってからでもよかったかなと思いましたが。
その気持ちは、次回の最後の定点風景に持ち越すとして。
まだまだ語られていない謎がいっぱいある定点風景。
でもそれはすべてあからさまにされる必要は必ずしもなく。
でも、いつか機会あればおうかがいしてみたいですね♪
まもなく最終夜!楽しみにしてます!
満足度★★★★★
最後のシーンが良かった。
最後のシーンが好きです、前回とダブります。
アネモネが飛空機を操縦 後ろにはウマオ
飛空機後ろから突然ヤコブが現れる、焼かれて灯台の光になったと思っていたら、
前列の中央の席で観ました、舞台セットには無い飛空機がはっきりと、見えました。
さわやかな感じで観ました。DVDその内に買いますよ、また違った感じと思われます。
面白いお芝居有り難うございました。