兎ノ刻 ートノコクー 公演情報 兎ノ刻 ートノコクー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    とてもよかった!
    これぞ「芝居の魅力」これぞ「小劇場の魅力」あふれる舞台。

    開場時間の少し前に到着したので、この小屋では恒例の「軽飲酒」。
    相変わらずの作り置きツマミを突っきながらのビール。レバーの赤ワイン煮とスケソウダラのコロッケは、チョイ呑みには良い具合。

    劇場内はピアノが置かれた洒落たスペース。
    この小屋は本当に雰囲気が良い。乃木坂という結婚式以外では、決して足を踏み入れることのない土地で、この空間は実に落ち着く。。。

    開演。

    主演の内山奈々さんがイイ!
    ピアノを自宅で教える平凡な人妻の役。
    最初はクワバタオハラの小原のようなハスキーボイスが「魚屋みたいだな」と思ったけど・・・役者さんてすごいね・・・途中から、清楚で平凡で、そして妖しい女そのものになるんだもの。参りました!!!

    河野直樹さんがイイ!
    ピアノ教室の生徒であるサラリーマンの役。
    河野さんの印象は「いじられ役の好青年」って感じだったんだけど・・・なんか今回は雰囲気が違う。光沢強烈なスーツもスゴイが、それだけじゃない妖しさ・・・よく見たら、目尻に目張り入れてた!笑
    もちろん、演技力は確かなもの。でも、こういう細かな仕事ってウレシイヨネー。

    塩谷麻美さんがイイ!
    平凡な暮らしをしていた人妻をかき回す役&刑事役。
    ジーッと顔を見ちゃうくらいにキュート!小悪魔!!にくめない!!!
    イラっとするけど、見捨てられない女の子そのものでした。

    蒻崎今日子さんがイイ!
    妻の友人役&刑事役。
    JACROWでの芝居が抜群の蒻崎さんだけど、ボクが見た芝居は、登場シーンがどれも短くて・・・歯がゆい思いをしたけど、この舞台で一気に解消!大堪能いたしました!!
    それにしても蒻崎さんの声&BODYは生命力にあふれてるよなあ。。。
    観劇後、先日行きそびれた六本木のザンビア人がやってるレストランに寄ったのは、きっと蒻崎さんのせいだと思う(笑)

    菊池美里さんがイイ!
    「飛び道具的」な役&警部役。
    この世には無いとされるモノの役なんだけど・・・「家にも居てほしいなあ」と思わせるナイスキャラ。ボクはファンタジーは、若干苦手なところがあるんだけど・・・このキャラはイイ!スッゴクイイ!!
    この役を演じきった菊池さん。「演じる」ということの豊かさを感じたなあ。

    とまあ、出演者全員良かったです!

    もちろん、脚本も。
    コミカルな会話、スリリングな会話・・・「会話」のおもしろさにあふれてた。

    映像で興奮し(笑)、ピアノも巧みさに感心し、ダンスシーンでは思わず体が動いちゃうくらいにノッたし。照明もよかったなー。

    笑った!イラっとした!せつなくなった!妻とサラリーマンの関係にドギマギした!笑

    素敵な時間でした。ありがとう。

    ネタバレBOX

    菊池美里さん演じるトノコク様(座敷わらしみたいなモノ←大して役には立たないが、癒される)をご覧になりたい方は、蒻崎さんのブログへGO!
  • 満足度★★★★

    面白かった
    菊池美里さん目当てで観劇。
    初めての劇場だが、バーにしては照明や音響がしっかりしていて良かった。
    サスペンスホラーのお芝居に個性的な俳優達が抜群の安定感で面白かった。
    一杯飲みながら気楽な観劇が良い。
    菊池さんピアノ上手!

  • 10月8日(土)M
    芸達者な役者陣。ちと長かったのが難点。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    昼メロ、サスペンス、ファンタジー、コメディ・・・。ダンスもあったし、リアルでもあるし、何か変な感覚の世界。出演者の方々は皆芸達者で、個性的。あれよという間に2時間過ぎてしまいました。目当ての蒻崎さんはトラムの時とはうってかわってコミカルに奮闘。詰め物姿よかったです(笑)。

  • 満足度★★★★

    マダマダムーン初見
    蒻崎さんが出ているので、見ておこうと。
    いつもと異なるキャラクターで新鮮だった♪

    ストーリーもミステリーと笑いがうまくミックスされて、あっという間の2時間で、帰り道も不思議な高揚感だった♪
    今後、マダマダムーンや今回の役者の方々の作品を見ていこうかと。

    ネタバレBOX

    あのテカテカのスーツが妙に気になった
  • 満足度★★★

    ミステリー
    不思議譚の要素もあるがミステリー寄りだろうな。演者が魅力なので2時間もあっと言う間であった。

  • 満足度★★★★

    ミステリーのテイストを生かしながら
    遊び心やショー的な要素も加えた世界。

    ベースの物語がしっかりしているので
    観る側がその世界にしっかりと入り込んでいける。

    どこか奇抜で不条理なテイストも、
    物語のボディがきちんとあるので
    浮き上がることなく
    役者達の確かなお芝居に支えられて生きる。

    はまりました。

    ネタバレBOX

    冒頭から、ある種のトーンが舞台上にあって。
    現実と戯画の端境のような感覚。

    その感覚は貫き通されるのですが
    一色に染められるわけではなく
    いろんな色合いがそこに編み込まれていく。

    それぞれのキャラクターの見え方が
    シーンごとに変化していきながら
    それがあざとく感じられない。
    たとえ登場人物がこの世のものではない、
    妄想の世界の具象のようであっても
    どこか薄っぺらさをもった探偵であっても
    物語の横糸としてしっかりと機能しているので
    違和感がなく、舞台の膨らみとなり、
    観る側の時間感覚を奪い取っていく。

    初日だったので
    個性の重なりには若干淡白な部分も感じましたが、
    この雰囲気は回を重ねるごとにさらに濃密になっていくのだろうと思う。

    エンタティメント的な要素もあるのですが、
    その裏側にある、きっちり作りこまれたお芝居の骨格を
    前のめりになって楽しむことができました。

    ほんと、時間があっという間だったです。
  • 満足度★★★★

    紐解きタイミングは上手い
    時間軸が少しつかみにくい場面があったり、中盤で少し中弛み的なのを感じたが、謎を紐解いていくタイミングは上手いと感じ、最後まで楽しめました。また、見終わって実は二時間経ってたのはビックリでした。

    ネタバレBOX

    妻は夫に連絡取れてなかったようなので、夫は結局浮気してたのか?また、不倫相手の妊娠している子供がホントに夫の子供であったのか?は結局わからないような気がするのだが。
  • 無題150
    仕事帰りに歩いて会場へ、60分前受付(整理券あり)、30分前開場。入り口はいって正面はピアノ、下手にテーブルと椅子。客席は手前と両側。ここでは2回みていますが、左右に席を設けていました。そのときと同じく左側に座ります。ここだとテーブルでの演技、役者さんは目の前です。でも、位置的には正面(の左側)席がいいかと。蒻崎さん出演ということでしたので初日に観劇。なんとも不思議な感覚でした。少し整理してから追記します。

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