tsumazuki no ishi + オフィスコトーネプロデュース公演
〜北赤羽サイボーグ事件〜
実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/03/02 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/kagerou/gaiyou.htm
期間 | 2011/02/23 (水) ~ 2011/03/02 (水) |
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劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 森下能幸、永野昌也、オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)、吉田麻起子(双数姉妹)、柿丸美智恵(劇団毛皮族)、高田恵篤、釈八子(tsumazukinoishi)、松原正隆(tsumazukinoishi)、日暮玩具(tsumazukinoishi) |
脚本 | スエヒロケイスケ |
演出 | 寺十吾 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,000円 【発売日】2011/01/15 全指定席 前売・当日共:4000円 ★平日得ステ(24日と25日のみ) 前売・当日共 3500円 シードチケット(学生割引) 前売り・当日共2500円 ※ シードチケットは tsumazuki no ishi/J-Stage Naviのみ取扱 枚数限定販売ベンチーシート 大学生以下の学生・専門学校・演劇養成所の学生に有効。当日受付にて学生証提示 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 「祖母はサイボーグ」 わたしの父方の祖母は来年100歳。 5年ほど前より完全介護の施設に入っている。認知症がはじまってから。 そして5年間に、何度も小さな病をこじらせては肺炎などになり、その都度医者に「今夜が山だ」「今度ばかりはきっと。覚悟を」 などと言われ、身内はその都度祖母の死の受け入れ体勢に入った。 ところが何度も峠を乗り越えて、乗り越える度に祖母の躰は逆に元気で頑丈になっていった。 そしてそれに反比例するように認知症はひどくなった。 というより、脳を完全に初期化したようになり、古い記憶を捨て、 今現在の記憶だけで現実を再構築した別人格の祖母となり、日常生活も変化した。 寝たきりだったのが、峠を越えたよく朝にはひとりで車椅子を転がすようになった。 まるで死に向かっていた躰の細胞から脱皮して、古い記憶を脱ぎ、残りの身軽になった細胞が生きる方向に走り出したかのような。 身内は悪い言い方をすれば、祖母の死を諦めた。まだまだ生きる、先は長そうだと。 生きるといっても祖母としてではなく、以前は祖母であった誰かとして。 わたしは疑っている。これはただの自然現象ではないと。 きっと祖母の縮んだ脳と頭蓋骨の隙間に、生命から老化という「死」を、根本的に除去するなんらかの機械を埋め込まれたのだと。 そう、祖母は改造されたのだ。祖母はサイボーグだ。 これからも躰は生死を超越した次元へとたどり、祖母に関わる人々を異次元へ誘うよう、何者かによって改造されたに違いない・・・。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | ◆プロデューサー:綿貫 凜 |
わたしの父方の祖母は来年100歳。
5年ほど前より完全介護の施設に入っている。認知症がはじまってから。
そして5年間に、何度も小さな病をこじらせては肺炎などになり、その都度医者に「今夜が山だ」「今度ばかりはきっと。覚悟を」
などと言われ、身内はその都度祖母の死...
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