劇団俳優座LABO20周年記念公演・第4弾
劇団俳優座LABO20周年記念公演・第4弾
実演鑑賞
俳優座スタジオ(東京都)
2011/03/13 (日) ~ 2011/03/22 (火) 公演終了
休演日:なし
上演時間:
公式サイト:
http://www.manabeck.com/seifuku/
期間 | 2011/03/13 (日) ~ 2011/03/22 (火) |
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劇場 | 俳優座スタジオ |
出演 | 脇田康弘、三浦英明、塩山誠司、田中壮太郎、関口晴雄、森尾舞、斉藤淳、安藤聡海、森尻斗南、野上綾花、福原まゆみ |
脚本 | 安部公房 |
演出 | 眞鍋卓嗣 |
料金(1枚あたり) |
2,800円 ~ 3,500円 【発売日】2011/02/01 一般:\3,500 学生:\3,000 後援会会員:\2,800 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 戦後、北朝鮮のとある港町。チンサアと呼ばれる日本人は、ふとあることに気づいた……実は自分が死んでいるのだと。 元警察官であるチンサアは生前、その権力を乱用してやりたい放題。さらに酒が入ると荒れ狂う、何かと問題の多い人物だった。 そんなチンサアでも定年後は妻と共に故郷に帰り、ゆっくりと老後を過ごそうという計画を立てていたのだが……その矢先、何者かによって殺害されたのである。 事件当日の夜、チンサアは悪友の「ひげ」と酒を酌み交わし、ついつい飲みすぎて意識も朦朧としていた。襲われたのはその帰り道だ。酔っていたせいか、何が起きたのかはさっぱり覚えていない。 そして死人となって彷徨うチンサアの前に一人の青年(朝鮮人)が現れる。チンサアの姿を見ることができるこの青年もまた死人。チンサア殺害の濡れ衣を着せられ、警官達によって殺されてしまったのだ。 やがてチンサア殺害事件の現場検証が行われる。ひげの住むボロボロの家に、刑事と(目撃者の)学生がやってくる。目撃したことを丁寧に説明する学生に対し、事務的にこなしている刑事。彼にとって、チンサアの事件も青年の事件もさっさと片付けてしまいたい仕事なのだ。 そして事件の真相が明るみになるにつれ、青年やひげ、そしてチンサアの妻までもがそれぞれの欲を剥き出しにしていく。 「制服」という権力の象徴にしがみつくチンサアと、そこに絡む欲望。人間という生き物の本性が浮き彫りにされていく…。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【原作】安部公房 【演出】眞鍋卓嗣 【美術】田中敏恵 【照明】榊美香(アイズ) 【衣裳】木本惠子(nappu) 【音響】木内拓 【舞台監督】葛西百合子 【宣伝美術】武田英志(hooop) 【制作】LABO委員会、宮崎健 |
元警察官であるチンサアは生前、その権力を乱用してやりたい放題。さらに酒が入ると荒れ狂う、何かと問題の多い人物だった。
そんなチンサアでも定年後は妻と共に故郷に帰り、ゆっくりと老後を...
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