満足度★★
雰囲気は悪くないけど
主人公のお葬式に話を絞っているかと思いきや、前半1時間がお父さんの葬儀だったり、妹の離婚話や世界旅行をしている友達、昔借金をした相手などエピソードが飛ぶ飛ぶ。結局何を言いたいのかわからない。何も言いたいことがあるわけじゃなく、ざっくり人のあり方を映し出すならそれでいいけど、テーマとして「自分のお葬式」を取り上げるんなら、もっと絞って考えさせる作品にして欲しい。主人公が途中で死んじゃってからは、どの視点から見て欲しいのかが全くわからなくて入り込めなかった。
満足度★★★
「手づくり感」あふれる葬儀
結婚式で言えば「人前結婚式」のような「手づくり感」あふれる葬儀のアイデアがユニークで(ま、あの棺はやり過ぎでしょうが(笑))、遺された人それぞれの故人に対する想いが優しくて、あたたかい気分になる。
満足度★★★
題材としては面白いけど・・・
作者の葬儀屋労働体験が活かされている様で、葬式を題材にした作品としては、面白い処を着眼点にしている作品でしたね。
ただ、今一歩、踏み込みが甘い感じがしてしまったのは、ちと残念でした。