HYPNAGOGIA(ヒプナゴギア) 公演情報 HYPNAGOGIA(ヒプナゴギア)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    MaLとの出会い。
    大地震の翌々日のライブ。
    開催には大きな逡巡があったようだが・・・「命」「”良く”生きることの崇高さ」について、しっかり考えさせられた。
    貴重な電力を使ってのライブ。
    コメディでもシリアスでも、観客のボクは「何か」を感じて、これからの生活に活かさなければ、と強く思う。
    しっかりと「感じ」てきました!

    声優の山寺宏一と林原めぐみ、落語家の林家花緑による「語り」。
    稲本響のピアノにMaLのボイスパーカッション。

    話の筋は説明に書いてある通り。

    夢の中になぜかあらわれる女の子(林原)に恋慕の情を抱くピアニスト(山寺)と、夢に取りつかれ衰弱していく友を必死に看病する医者(花緑)の話。

    最初は花緑の語りの硬さが気になったが(台詞が多すぎなんだと思うが)・・・途中休憩後は、俄然良くなった。

    山寺、林原は、さすが一流の声優。
    うまく肩の力が抜けていて・・・途中で挟まれる「超絶な声の技巧」「かつて担当したキャラの声の披露」のサービスに大興奮!

    ドナ○ドダックの声は、大人の事情で自粛していましたが(笑)

    話も語りも良かったが・・・ボクにとって、最大の収穫はボイスパーカッションのMaLとの出会い。

    ボイスパーカッションって、アカペラの一番端っこの人というイメージしかなかったんだけど・・・

    その表現力の強さ・・・芝居の土台をがっちり固めてました。。。

    MaLのボイスを、クラシックのBGMにしちゃったら・・・心への響き方がかなり薄まっちゃったかもしれない。。。

    それくらいカラダ、ココロにビンビン響く生命力あふれるボイスだった。

    人間が生み出す「音」ってすごいね。。。

    ネタバレBOX

    フレグランスを使って、嗅覚でも「感じる」という演出もありました。

    花粉症による鼻づまりの為、視覚と聴覚で楽しみました。

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