~散る 散る 満ちる・その2~ 公演情報 ~散る 散る 満ちる・その2~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    ゆっくり
    と観覧できた。
    気持ちが落ち着きました。

  • 満足度★★★★

    ほんわか昼下がり
    ちょうど昼下がりの観劇で、懐かしさたっぷりの民家を改造したカフェでまったり。至福の時間となった。

  • 満足度★★★★

    Cパタン観劇
    まず会場に着いて、日本家屋的なカフェに驚かされました。
    それがまたいい作用を起こし、1本目の「てがみ」は手紙の持つ暖かさがさらに引き出され、2本目の「奥村さんのお茄子」は、不思議な物語だが面白く、でも不思議さが増すという力を与えてました。
    面白かったです。
    ただ、「奥村さんのお茄子」はバージョン違いもあったのですが、それが観れなかったのはちょっと残念です。

  • 満足度★★★★★

    原作がみたくなった
    そんな気にさせる「奥村さんの~」

  • 満足度★★★★

    ほっこり
    開場して間もなくはなかなかお客さんがこず、1人ぽつんとちょっと居づらさを感じていました。
    が。
    公演が始まると一転、不思議だけれど居心地の良い、そんな空間に。
    「てがみ」では少し引いた目線を持つ役だった香与子さんが、「お茄子」ではコミカルに演じていて、その差がまた面白かった。
    また「お茄子」は演者によってだいぶカラーが変わる内容だと思うので、他の組み合わせも観たかったなぁと後悔…。
    でも1バージョンだけでも充分にほっこり出来ました。

  • 満足度★★★★

    お茄子
    民家を改造したような落ち着いた雰囲気のカフェ「なんてんcafe」で、どこかほっこりする75分。

    開演前まで、東京ネジの皆さんが、お茶やお菓子を配ったり座席案内したりしている。応対の姿勢が良く、開演までリラックスしていられた。ありがたい。また、狭いからって座席をツメツメで設置してないのもありがたい。

    今後も、同様なカフェ公演をつづけてほしい。

    ネタバレBOX

    「てがみ」‥話のスジがよくわからんかった。20分はあっという間だったけど。会話の端々に見え隠れするおかしさは良かった。

    「奥村さんのお茄子」‥原作は知らない。出産を控えた妻が病院(なのか実家なのか)にいるため、独りラーメンを作っている奥村の家に、割烹着風の女性が突如訪問し、尋ねる。『25年前の6月6日お昼何めしあがりました?』

    遠久田(割烹着の女)と奥村の2人芝居なのだが、「てがみ」とテイストが違う、しっかりとした台本に惹きこまれた。遠久田(佐々木なふみ)の、何考えているのかわからない、マイペースな演技が上手かった。表情も大変良い。
    宇宙人を匂わす話、先輩の話、出産、乾杯でほんわかした雰囲気をつくりつつ、毒茄子で舞台に絶妙な味付けを施す。短時間でも、リラックスしながら近距離で良い舞台が観られて満足した。
  • 満足度★★★★

    その場所に物語を置くちから
    昭和の匂いを感じさせるような
    おそらくは商家を改造したスペース。

    三和土があって畳の奥間があって・・・。

    そして2本の作品には
    その雰囲気を良い意味でとりこんで
    観る側に作品のふくらみとして残すだけの力がありました。

    ネタバレBOX

    ・てがみ

    すっと舞台が立ちあがる。
    開演待ちの観客たちが醸していた空気をそのままに残して、
    舞台となる空間の時間が流れ始める。

    強いメリハリがあるわけでもなく
    淡々と流れる時間。
    でも、紋切り型の演劇の空間でないことで
    空気の揺らぎのようなものが観る側にも伝わってきます。

    なんだろ、過去から今を見つめる感覚と
    今思う過去の記憶が交差するような感じがあって
    でも、それらの感覚は
    あからさまに語られるのではなく、
    役者たちが醸し出す揺らぎや空気の差異として
    観る側に伝わってくる。

    観終わった後に、
    よい意味で不思議な感覚の残る作品でした。

    ・奥村さんのお茄子
    劇団員3人のうちのひとりが
    それぞれに男優とともに演じる二人芝居。
    私はAバージョンを拝見。

    こちらも、ちょっと変わったテイストの二人芝居で、
    妻の出産の知らせを待つ男のところに
    女性が訪ねてくる。
    宇宙人みたいなものらしい。
    人間には似せているものの
    細部の作りはいい加減で
    靴が体の一部として作りこまれているらしく
    新聞紙で足を靴ごと包んで座敷にあがったり・・・。
    物語はある意味、奇想天外だったりもするのです。

    でも、15年前のとある日のお昼の食事を思い出してくれという
    宇宙人の無茶な要求から
    人が何気に過ごしている時間の感覚や重さのようなものが
    浮かび上がってきて。
    会場の雰囲気が作るありふれた日々の質感と
    宇宙人の無茶の狭間から、
    無意識に過ごす日々の積み重なっている姿が
    観る側に柔らかく鮮やかに伝わってくる。

    物語のウィットや、役者の組み合わせが醸し出す
    どこかアンマッチな(褒め言葉)テイストにも惹き寄せられ
    一方で、単に面白かったというのとは一味違う感慨も残って。

    観終わって、
    結構シュールな部分を持った作品だったにもかかわらず、
    心に余分なテンションが残らず
    物語を受け取った心地の良さと
    時間の感覚に対するすっと開けたような感触が残って。

    そのあたりも
    作り手の力なのだと思う。

    「・・・茄子」については、他のバージョンのテイストはきっと違うと思うのですよ。
    他のバージョンの出演者たちも、
    よい役者たちであることを知っているだけに
    観に行けないことが
    この上もなく残念に思えたことでした。



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