満足度★★★★
観ました
ブラジルファンだけでなくMCRやKAKUTAのファンの方に特にオススメですね。がっつり役者さんをやる桑原さんを私は観たことがなかったのでとても満足です。
初ブラジル
その後―あの母子のロードムービーが観たいな。
きっと野蛮でポップ。
「グロリア」よりも色っぽいお話になりそう。
ああ、舞台やりたくなっちゃったという熱をもらった作品。
新しい視野をもらえた大切な作品だな。
満足度★★★★
みたー
異様に大きい赤ん坊=怪物というより、人間自体が怪物なのだというお話。無邪気な赤ん坊は本能だけで活動する怪物だし、子供を殺そうとする母親も怪物、嫉妬に狂った人間も怪物、ストカーも怪物...。
異質なものを怪物としてあつかう社会、そしてその社会に居る限り怪物になってしまうであろう亜希子。ある事件をきっかけに亜希子と息子は失踪するのだけれど、それは社会・常識という束縛から逃れ、自由な世界に飛び立ったような感じがして、ちょっと爽快であった。
満足度★★★★
これから子を産む母の不安と期待
基本的にはコメディタッチのホームドラマ(?)ながら、時々ブキミな部分もあり、しかしその本質は「これから子を産む母の不安と期待」。それをこんなカタチで表現するのはさすが。3人目の子供がやがて生まれるアン山田ならではか?(もしや最初の子供の時からあたためていたテーマ?)
タイトルの「怪物」は「生まれてきた子供」よりもむしろ周囲の人間たちな感じで、拡大解釈をすればどんな子供であろうと護ろうとする母やそんな風に子供を産む女性も含まれるかも…というのは男性目線か?
それにしても辰巳智秋を「あの役」にするとはスゴい発想。しかし「無垢」な感じがイイ。まさに彼ありきの作品と言えようか。
そんな芝居を創り出したアン山田も怪物、とか?(笑)
ということで、事前の評判「何を言ってもネタバレ」「2時間超(この日のこの回は実測135分)の長さを感じさせない」に大いに納得。
満足度★★★★
なかなか考えさせられました
観終わって改めてタイトルの「怪物」と言う意味を知ったような気がしました。嫉妬に狂い流産させようとする女性やストーカーまがいで騎士気取りのタクシー運転手だけでなく、多かれ少なかれ自分も含めて人は怪物的な性分を持っているんだなあと考えさせられました。
ただ、生れ出てきた生物は、「怪物」と言うより「バケモノ」と言う表現の方が近いと思いました。
満足度★★★★
面白かった。
非常に練られた面白い作品でした。
ただシリアスとコメディが目まぐるしく変わるので
観客が付いていけていない場面があり
シリアスな場面なのに笑ってたりしたので
感情がのめり込めなかった。
満足度★★★
面白かった~。
“苦笑系喜劇”とはよく言ったもで、
誰でも自分の中に怪物を飼っているものなのかもしれませんね。
130分と少々長めですが全く気にならず、
お気に入りの役者さんも堪能できて満足でした。
満足度★★★
優等生芝居
とてもおもしろかった。おもしろくて展開にずっと引っ張られた分、あとから優等生的な感覚を感じた。ストーリーが映像的だな、と思ったが、それが小劇場としての勝ち点ではない気がした。
ブラジルの劇団員の活躍からして小劇場にいるのが不思議なくらいではあるが、せっかく駅前劇場でやるからにはもっと大暴れして欲しいとは思った。
満足度★★★★
皆、怪物。
納得の物語。面白かった。子どもを産むという事、育てるということ、その過程で起こるであろう出来事を一気に観た感じ。羽鳥名美子さん好かった(毛皮族公演以外で観るのは初)
満足度★★★★
これは…
ブラジル初観劇。怪物のタイトルに少々惹かれ拝見。いや~驚いた!結構好きな作品だわ。色んな意味で驚かされたけど、後味も悪くなくスカッと見終わる事が出来たかな。
満足度★★★
みんな、怪物。
登場人物みんながどこか少しいびつで、周囲とぶつかりながら生きている人たち。でも、どんな自分でも、ちゃんとつき合って、周囲と折り合いをつけて生きていくんです。みんな、怪物だからね。
役者さんたちみんな達者だから、各キャラクターにリアリティあり過ぎでした。辰巳さんでさえも(笑)
面白かったです。
満足度★★★
タイトルはそういうことか?
タイトルはそういう内容だったからか、と何となく納得(笑)
若干卑怯な部分はあるが(あ、いい意味です)面白かったです。
しかし、辰巳さんだからあの役が成立してるといった所だな。
満足度★★★★★
デフォルメはされているけれど、
そして、そのデフォルメぶりが
とんでもなく面白いのですが、
それを腰を据えて面白いと感じられるのは
きっと、母なり恋人なり、
男なり女なりに織り込まれた普遍性が
作品をしっかりと支えているからだろうと
おもったり。
単に笑い転げるのとは少し違って
心に残る味わいのある
文句なしの面白さでありました。