満足度★★★★
かっこよく、楽しく、せつなく
公演最終日に昼と千秋楽と二回観て来ました。
わたしは夢援隊companyさんは初めてでした。
この脚本は主催の方がなんと20歳の時に書かれた舞台だそうで。
確かに若い感触で、ちょっと強引なくらいに勢いのあるストーリー展開でした。
史実には縛られない、自由でオリジナリティあふれる設定。
しかしながら龍馬ものへの強い愛を感じる通な焦点の当て方が、さすがお家芸にしているだけはあるな~と感心しました。
落ち着いて流されるままに観ているのではなく、いったいどう展開していくのだろうというおもしろみがあり、楽しめました。
さらに殺陣アクションの高度さは圧巻。
ひじょうに素晴らしかったです。
殺陣で主軸になっていたのは少年社中・森さん。
さすがですね!文句なしにめちゃくちゃかっこいい殺陣でした!!
満足度★★★
背後から龍馬像がくっきり
四演目にして初見だが、本作を元にした『セピア色した風の中で』を観ていたのであれこれ納得。
亀山社中時代から龍馬の死までの期間を海援隊士を中心に描いた群像劇だが、その背後から龍馬像がくっきり浮き上がるのが上手い。