満足度★★★
現実を信じるか自分の思いを信じるか
100の物証が、すべて彼女の気持ちを否定するものであったとして、あなたはどう判断しますか?
私は、騙されていたとしても、信じ続けます。
それを決めたのは私だからです。
私の愛した女性がそれを望むのなら本望だと思います。
それを疑わなければならない主人公は不幸です。
盲信であれとは言いませんが、相手が自分を好きだからそれに応えたという回答にはいささか悲しい気持ちでした。
まぁ、原作がそうなのでしょうから、仕方ないのでしょうけれど。
満足度★★★★★
凝縮
1時間20分という短い時間でしたが、緊迫した台詞劇でした。冷たいエリート然とした役どころが多い印象の横堀さんが、50過ぎの冴えないおじさん役で、それでも妻を愛しながら苦悩する男を熱演。もちろん妻役の小暮智美さんの堂々たる演技も素晴らしかったです。