満足度★★★★★
演技派によるコントが面白い!
オムニバス・コント7本。場内は爆笑の渦。学生たちにも大ウケだった。
「アドリブクイズ」はエチュードや大喜利のようでもあるが、他の6本は多分に演劇的要素が濃い。
パンフの挨拶文によると7本中3本を「声を出すと気持ちいいの会」主宰の山本タカが作・演出したそうだが、どれがそうなのかは記名がないのでわからない。山本はシリアスで幻想的な作品で注目されている学生作家だが、コメディアンとしても魅せ、こんなに面白い俳優とは知らなかった。
草野峻平、中島綾香、宇高大介、米澤望と、明治大学の演劇で活躍している演技派の面々が汗だくでコントを演じてくれるのが嬉しい。宇高と米澤のリラックスした表情を初めて見たので新鮮だった。
次回公演の企画も決まっているようで楽しみだ。