劇団キンダースペースレパートリーシアターVol.20
短編演劇アンソロジー織田作之助篇
実演鑑賞
北とぴあ つつじホール(東京都)
2007/07/20 (金) ~ 2007/07/22 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.kinder-space.com
期間 | 2007/07/20 (金) ~ 2007/07/22 (日) |
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劇場 | 北とぴあ つつじホール |
出演 | 瀬田ひろ美、井上倫宏、花ヶ前浩一、白州本樹、蓬莱照子、牧口元美、平野雄一郎、小林元香、仲上満、畝本奈美、三枝竜、大桑茜、深町麻子 |
脚本 | 坂上朋彦、原田一樹 |
演出 | 原田一樹 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,000円 【発売日】2007/05/07 20日19時~ 21日14時・19時~ 22日14時~ ■チケット/日時指定・自由席 前売券 3000円(当日券 3500円) 他、割引券あり。 ※ 未就学児童のご入場はお断わり致します TEL 048(252)0551(留守番電話も同様です) FAX 048(255)4342 post@kinder-space.com チケットぴあ 電話 0570-02-9988【Pコード 375-656】 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | キンダースペースが上演する『モノドラマ』は、ひとりの役者が裸舞台に近い構成舞台で、わが国の近・現代小説を構築するものですが、『短篇演劇アンソロジー』はこの形をさらにすすめ、数人の俳優が様々に役を演じ、語り、一つの小説を舞台化するものです。 今回は 織田作之助 の短編小説をその舞台に選びました。 「勧善懲悪」は、いわばこの作者一流の皮肉な題名で、詐欺まがいの販売法を考え出した商人たちの善と偽善、誠実さと欲望のドラマで、成功後、仲間によって書かれた暴露本をめぐって展開する物語は、そのまま現代のエリート達の金と名声をめぐる物語にも重なります。 「競馬」は、いわばそういう人間の裏面の物語で、妻を失った男の喪失と虚無が描かれています。その寂寞のあり方は、われわれ日本人の独自の姿です。 織田作之助は、人間の生きて行くエネルギーと奥に抱えた虚無、双方を見つめていた作家であり、その中から日本人というものを描く稀有の才能を持っていました。 そんな彼の小説の小劇場での舞台化は、これまであまり例を見ないものと思います。 客演にお迎えするのは、いずれも舞台、テレビ、映画、また声優として活躍する皆さんです。 牧口元美さんはキンダーの「新・新ハムレット」でポローニアスと墓堀り両役を味わい深く演じていただきました。映画・TVでもご活躍の俳優さんです。 蓬莱照子さんは蜷川幸雄氏の舞台に数多く出演、声優としても活躍なさっています。 井上倫宏さんは演劇集団円の所属、舞台・TVの他に「チャングムの誓い」「ER緊急救命室」 などの吹き替えでも活躍しています。 花ヶ前浩一さんはキンダーの「フェアリーテールシアター」「奇妙な幕間狂言」にもご出演 頂いた味のある俳優さんで、CMでもお馴染みの方です。 白州本樹さんはキンダーの「えれくとら」に続き、「プラトーノフ」では主役のプラトーノ フを演じ好評をいただきました。 豪華客演陣とスタッフの力をお借りし、劇団キンダースペースがお送りする 昭和の無頼派 おださく の世界。 我々「日本人の物語」を是非ご覧ください。 |
その他注意事項 | 未就学児童入場不可 |
スタッフ | 美術 石原敬 照明 森田三郎 音響 浦崎貴(ワンダースリー) 舞台監督 戸田司(ザ・サムシングエルス) 他 |
今回は 織田作之助 の短編小説をその舞台に選びました...
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