たぶんこれ銀河鉄道の夜 公演情報 たぶんこれ銀河鉄道の夜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 映像鑑賞

    満足度★★★★

    上田誠作品のファンだったため、配信にて鑑賞。

    憂鬱な社会生活に嫌気が差した女性。
    彼女が辿り着いたのは、不思議な乗り物"銀河鉄道"だった。
    そこで疎遠になった女友達と再会する彼女だったが、乗り合わせた人々と共にデスゲームに巻き込まれ……。

    銀河鉄道でデスゲーム、しかも、ネプリーグみたいなやつまでやらされるというトリッキーな展開な笑い転げながらも、シリアスなクライマックス、切ないラストの畳み掛けに、気づいた時には落涙していた。

    ちょうど、『銀河鉄道の父』を鑑賞した後のタイミングというのもあり、その精神性を引き継いだであろう内容に感銘を受け、原作、ひいては宮沢賢治さんに強い興味を持った。

    総じて、コメディではあるのだが、ラストで切ない友情物語へと反転する様が凄まじく、これまで観た上田誠作品の中でも異色の構成で、今もなお、その衝撃は強い。

    一方で、この点からは、コメディ色や娯楽性を追求する上田さんが、名作の脚色においては、あくまで「原作の精神性」を第一と考える思想が垣間見える作品でもあった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    新米美容師のナオ(久保田紗友)が、先輩にいじめられ、いつのまにか銀河鉄道に乗っていた。そこには先輩と、同じ美容院で働く高校以来の友達レナ(田村真佑=乃木坂46)もいっしょだった。しかも結構満席。

    赤い制服の車掌がやってきて、停車場ごとに、ゲームで客をふるいにかけていく。他人を蹴落とそうとしたり、自分のことばかりすると、下界に落ちる。そして、節目節目ごとにナオたちの歌うコンサート。アイドルによるファンのためのエンタメ舞台だった。「オールナイトニッポン」55周年記念の、ニッポン放送政策の舞台というから、この軽~いツクリに納得した。客席は男性が7割というのもうなずけた。

    美術は、ステージ中の箱の手前が開くと、なかは列車の客席である。周りの光景が流れていくことで、走行感を示す。三角柱が林立する銀河の映像は、ますむらさんの漫画と共通。舞台上の大道具も、下手から上手へと移動し、走っている感がよく出ている。

    ネタバレBOX

    途中、主人公のナオも脱落してしまい、車掌も脱落。乗客の一人が作者・宮沢賢治とわかり、ユーチューバーが、賢治も乗る銀河鉄道を実況中継する。かなり羽目を外した「たぶんこれも」という銀河鉄道。最後。はレナがコンサートの群衆事故で意識不明とわかる。そこは「やっぱり」銀河鉄道。

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