満足度★★★★
POPでRockでマンガチックな山田風太郎
一言で表現すれば「POPでRockでマンガチックな山田風太郎」。
「魔界転生」的なものをメインに「くノ一忍法帖」ネタ(どちらかと言えば原作よりも映画版?)も絡め、さらにクイーンやO槻Kンジ関連の小ネタまで仕込んで、元ネタを知っていればそれだけ楽しめる、な感じ。
また、ストーリーも勧善懲悪なストレートなものだし、悪役のメイクもベタと言っても過言ではないほどに「悪役っぽい」もので、そんな「記号としての表現」も面白い。
が、かつて早坂暁脚本の「天下御免」を観て育った身として平賀・杉田コンビが悪役ということに違和感がないでもない。(笑)
満足度★★★★
なかなか面白かった
幕府転覆とかになっていたが、淀を蘇らせた真の理由や、大江戸斬波衆の3人が長谷川平蔵の元に集まった描写などがもう少しほしい感じがあったり、笑わせたかった箇所はわかるんだか、ちょっと笑いが中途半端ぽっく、もっと笑わせてもよかったなとは思いました。
また、殺陣も悪くないレベル(一部はどうかなというのはありましたが)で、物語もわりとわかりやすく、なかなか面白かったです。
しかし、場転で音を使うのは割と普通ですが、だいたい同じ音(アイキャッチ音とでもいったほうがいいかもしれないが)を使うのはなかなか珍しかったです。ただ、あっている場合もあれば、その前の場面からしてちょっと合ってない場合もありましたので、次の場面(前の場面でもよいが)が大江戸斬波衆側か大阪側で変えてもよかったかも?と思いましたね。
満足度★
これから
舞台の殺陣がいかに難しいか痛感。ただやればいいというものじゃないですね。3ヶ月ぐらい稽古しても魅せられるものが出来ないのなら・・・やらない方が。
でも、旗揚げということなのでこれからがんばって欲しいです。