タバコトーク×ドーナツトーク 公演情報 タバコトーク×ドーナツトーク」の観てきた!クチコミ一覧

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  • 人の「手ざわり」を感じました。
    「観たい!」にも書きましたが、NEVERLOSEの『四人の為の独白』を観て以来の片山さんの作品でした。

    『タバコトーク』は、2005年が初演だったそうで、そのこともあってか、以前観たNEVERLOSEの印象を再び感じました。それはまるで人の感情の「手ざわり」が感じられるようで、単に物語だけでは触れることのできない、生の感情にじかに触ったような心地です。
    『ドーナツトーク』の方は新作だそうで、女の子による芝居では、そのようなゴツゴツした生々しい感情の手触りは、それほど感じず、その分、女の懐の深さというか、らしさを感じました。見比べると、女と男の差異として浮かび上がってきて、ふたつの作品を互いに深め合っているような気がします。

    『タバコトーク』は高校生の話で、『ガールズトーク』の方もそれほど年齢設定が高くないと思われるからか、どことなく「青臭さ」を感じました。ぜひまたの機会には、より円熟した大人の雰囲気漂う作品が観てみたいと思いました。

    ちなみに、過去公演DVDと今回の台本が受付で販売されていました。

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