キャッチーさ
かなりの資力を持った劇団なのだと思うのですが、舞台上に現れているモノの一つ一つが粗い、というか安っぽく感じてしまい、勿体無く思いました。こういう展開にしたらキャッチーだろう、こういう場面はキャッチーだろう、という演出?脚本なのかな、それら根っこの作り手側の意識が透けて見えてしまうようで、それもまた安っぽさに拍車をかけていたように思います。テレビの真似事みたいな事は、あまり好きではありません。すみません。
応援はしたい。が、
自分が住む千葉県柏市近郊は演劇文化が衰退しています。その土地で精力的に活動する劇団なので頑張って欲しいのです。
そういう土地だからこそ「自分達なりの頑張り方」は危うくて。もっと外にも目を向けて自分達のやっている事の質を自覚して欲しいとも思うのです。ぶっちゃけ今は本気でやってない学生演劇以下。もうすぐ劇団の平均年齢がそれを超えるんだから、もう今のスタンスは今後許されないよ。オレも許さないから普通に悪口を言い始めてしまう気がする。
諸々はネタバレBOXにて。早くお薦め出来る様になってくれ。もうちょっとは待ってるから。