満足度★★★★★
何度観てもいい
千秋楽マチネAチームを観て来ました。Bチームにも馴染みの役者さんが出演していたのですが、今回はいろいろと他の劇団と公演が重なりすぎていてようやく最後になって観ることができました。
この作品は6番シードでの初演と再演も観ていますが、何度観てもいい作品です。今回もたっぷりと泣きました。ザッとレビューを読みましたが、意外と低い評価も多いのですね。出演者の方の話では、Bチームがオリジナルに近かったようです。確かに私が観たAチームはいろいろ面白いネタが追加されていました。
主人公の恭平と久美はもちろん、草野球チームの面々などみなさん素敵でした。特に尾早稲重吉役の藤田直久さんは、6Cの時も同じ役で観ていますが良かったです。
話は分かっているのだけれど、後半の展開に何度も涙を流しました。また観ることが出来てよかったと思います。
満足度★★★
「なるほど」
とてもいいお話で泣ける場面もありながら、ところどころに“くすり”と笑える要素もあって、話の緩急がしっかりしていた芝居だと思いました。
ただ最後列だったからなのか、「ここは感動するところ」と分かりつつも、
最近涙もろくなった割には自分が涙するまでに至らなかったのが残念です。
満足度★★★★★
ストレス無く上手にまとめられた
話の風呂敷の、たたみ方が上手でした。
前半の草野球チームの、はじけっぷりと。
後半の淡々とした、人数絞った会話劇のギャップは大きかったが。
納得は出来ました。
2時間越える作品でありながら、
しっかりと見せきった作りは感服しました。
ベタながらも、こーゆー話には弱いので。
泣かされましたねー。
満足度★★★
終わってみれば
一人暮らしの老人宅に忍び込んだ二人組。近所の草野球チームを巻き込んでのシチュエーションコメディかと思いきや、介護や父子の葛藤のシリアスな展開に。泣かせてくれます。そして驚きのラスト。終わってみれば結構いい芝居でした。冒頭のドタバタぶりには閉口したけど。初見の劇団でしたが、また観たいです。
満足度★★★
微妙
芝居の前半と後半の印象が全然違う。少なくとも前半の配慮のない人々の行動,それを自分に投影すると迷惑だけの何物でもなく,反感を持つだけの芝居でもあった。後半になると登場人物も落ち着き,前半の人々のワケも明らかになり,最終的には落ち着きどころの良い芝居になっているので,観劇後感も悪くはない。となると,反感を覚えさせるほどの前半の人々の役柄を現した良い演技ともいえないでもないが,前半の気持ちを後半にも引きずってしまうこと,前半の役者さんたちは後半にはあまり現れず,最終的なオチだけに出てくること等から,感想はなかなか微妙なものになってしまう。ただ,わかりやすく,悪い芝居でなかったとはいうことが出来る。