満足度★★★
中盤でモタつくのが珠に瑕
設定のおバカさと見せ方のアイデアで見せる序盤と謎解き系のパロディ風の終盤は良いがその合間が平板と言おうか冗長と言おうかなのが珠に疵。
もっと削ぎ落として95分程度に収めればスピード感もあって良かったのではあるまいか?
満足度★★★
とことん!
どういうところがナンセンスなのかは良く理解出来ないが、バカバカしいのは確か。
何を走らせるでもない大学予備校の中を突き抜けるジェットコースターのセットやそれらを組もうと考える発想が素敵!笑
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
早稲田新世代による2011年最初の一撃
あのー、これ、ナンセンスってやつなんですね。
ナンセンスってやつは、本質なんて、ないわけですよ。
どんだけこの世が無意味で、意味不明にものをくっつけ合って笑えるか。
KAGEROUのようなクソゲー的コンテンツを逆に笑えるか。
そんな堕落した意地の悪いお遊びなんですよ。
この主催のキチガ、もとい松澤さんは、そんなナンセンスに推理小説的展開を盛り込むという、今までにないそれはそれはくだらない展開を発明したのです。
要は競泳水着にシベリア少女鉄道とブルースカイ諸作品が乱入する乱痴気騒ぎなわけですよ。
それは、マクドナルドのCMで発狂する子役に爆笑する、われわれ現代の猟奇的な楽しみ方そのものなんですよ。近いうちにこの笑いは下北沢を阿鼻叫喚へと引き込むことでしょう。ではこのへんで、ちょりーっす!!
満足度★★★★
好き。。
馬鹿馬鹿しくて大変楽しめました!好きだわぁ~
セットといい話といい、いつも感心しちゃいます。
これから見る方は二列目オススメします。。
長田先生すごすぎる。
満足度★★
力技系の娯楽作品でした
なんか「力技とはこういうものさ」と、
ポルコ・ロッソがキメ台詞で言いそうな舞台でした。
ここまで壮大にやりきると、かえって清々しかったです。
出してくるキャラクターもユニークでしたし。
でも人に紹介するとなると・・・・。
合う・合わぬ人、賛否両論でしょうね。
満足度★★
笑えたが・・・
あの小さな劇場にあれだけセットを組むのはすごいっと思いました。
が、果たしてそこまでの意味があったのか、暗転になるたび綺麗でした。
事前の説明があまりないためイロイロ飲み込むのに少し時間が掛かりました。
1970年代の話しだと気がついたときには話が半分以上すぎてしまったのが残念です。
小ネタでは大いに笑わせてもらいましたがお話としてはちょっと口に合わない感じでした。
これがナンセンスということだったのでしょうか?
満足度★★★★★
197x年予備校オデッセイ
まったくもお〜〜なストーリーは前作以上に衝撃的だった。受験生を合格させるパワーがあるかどうかはわからないが、不合格だった諸君に明るく生きる強い力は与えることの出来る作品。この劇団の妄想には今後もつきあいたいと思う。先生役の人にはどこかの予備校からスカウトの声がかかりそう。
満足度★★★
大ホラ吹き
荒唐無稽とかナンセンスとか色々言いようはあるが、ホラ吹きというのが一番しっくりくるかな。
「ウソばっかり吐いてるんじゃありません!」と、いつか誰かに怒られて欲しい(笑)
とんでもキャラが足りてない感じ。
正木英恵さんの不在は大きいんじゃなかろうか。
いまいち笑えなかったが若い観客には結構ウケてたなぁ。
牛乳の力
これがナンセンス・ミステリっていうものなんだと思いました。
話の筋は違うけど前作と同じ何かを感じました。
これが良くも悪くも劇団の色ってやつなのかもしれないですね。
コミカルでした。
満足度★
大戦死遊園
まず、よくあの小さい空間にあれだけのセットを作ったなと。
演出や音楽などに関して言うとかなりおもしろかったです。
(最初の爆音で殺されるかと思いました笑)
全体的な感想を申し上げると、中高生の文化祭、という印象です。
ま、舞台が予備校なのでそうゆう演出でやられたのかもしれませんが。
終始大声を張り上げて、予備校のピリピリした感じを出されていたのかもしれませんが、主人公が主にそうゆう役柄だったので、観ている側としてはとてもイライラしました。
内容的には小ネタ小ネタ小ネタ。
とりあえず小ネタで笑いをとろう、というのが良く分かったので芝居でイライラしてしまったあたしはそちらもイライラしてしまいました、すみません。
までも、そうゆうのも含め総合的に文化祭ノリの、演劇というよりかはお楽しみ舞台みたいになっていたところがあたしの口には合わなかったようです。
でも、具体的な舞台セットでシュールなストーリーはおもしろいと思いますので、今後に期待です。
がんばってください。
ありがとうございました!!
満足度★★★★★
素晴らし!
予備校の部屋の中に、ジェットコースターのコースがあって(花屋敷かよ!)
30浪の浪人や、インド人(見事なインド人ぷり!)や、ソビエトのスパイが生徒で(何処の大学狙ってるんだよ!)、週末に生徒が次々に消えて行く(普通に大事件じゃん!)
そんな、無謀な舞台設定に、無茶なキャラ設定で、あり得ない展開なのに、ちゃんと物語を破綻させる事なく終結させてるのが素晴らしい。
力技でねじ伏せる様な、突っ込みどころ満載の真相解明と、清々しいエンディングの頃には、楽しい気持ちでいっぱいだった。
こんな、とんでも話が大好きなんで、帰りには作ったばかりの過去作のDVDVol1~5 買って来ました。
満足度★
う〜ん・・・
ストーリーがぶっ飛んでいるので、
どんな展開が待っているのか、一番の注目どころでした。
そしてこの劇団のお芝居を見るのが初めてなので
どのような演技を見せてくれるかが注目点でした。
満足度★★★★
無駄に壮大
遊園地の隣に建つ予備校の生徒が次々に消えていく謎を描いたナンセンスなミステリー・コメディで、歴史上の事実を強引に結び付けていたのが馬鹿馬鹿しくて面白かったです。
最初は大学受験に失敗して予備校に入るという身近な話だったのが、どんどん話が大きくなって世界的規模の話になるのが爽快でした。政治的・科学的な史実に関連させながら、破綻せずにちゃんと辻妻が合っている脚本は、勢いだけに頼らず良く練られていたと思います。オチがそう来るとは思ってもいませんでした。
屋内外が反転したようなシュールな(話の内容的にはリアリズムな)セットが立派でした。セットを使ったSF的ネタや、会話に入っていない人がこっそりする小ネタも個人的に好きなテイストでした。
壮大でナンセンスな内容はとても楽しめたのですが、このようなテイストで2時間弱の上演時間は少々長く感じました。90分程度だと疲れずに観ることが出来ると思います。
上手側だとちょっと見切れてしまうので下手側の席がお勧めです。