実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/07 (土) 14:00
今年の舞台鑑賞初めはまず落語から。光が丘IMAホールの第388回IMA寄席 にて春風亭いっ休、一蔵、正朝を聴く。
このIMA寄席、毎月1回平日の夜に開催されているが、年始だけは休日に、大抽選会をオマケに行なわれる。毎回木戸銭は「100円以上のお気持ち」というのもスゴイが、その木戸銭は全額社会福祉協議会に寄付されるのだという。
前座のいっ休は春風亭一之輔の三番弟子だというが、頭をユル・ブリンナーのように剃り上げている。なんと京都大学卒とか。流れるような口調の「子ほめ」。
一蔵は2ツ目として選ばれたのだろうが、昨年9月に真打に昇進したという。老けてみえるが、まだ41歳とか。八代将軍をめぐる尾張藩主の思惑と鍛冶屋をからめた「紀州」。最後まで羽織を脱がなかったのは何か理由があってのことか。
主任(トリ)の正朝は昨年末にコロナになりかかったという枕に続いて、準古典の「宗論」を。「宗論」の中で触れられたのだが、正朝は明治大学仏文科卒で、キリスト教徒なのだとか。来週70歳になるという。
3席で1時間10分。その後15分の休憩をおいて、寄席グッズ等が当たる大抽選会。当選数は46本なので確率は8分の1ほどだったろうが、当たらず。