国民の映画 公演情報 国民の映画」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-6件 / 6件中
  • 拝見しました。
    2011/5/1

  • 満足度★★★★★

    三谷幸喜の志を感じる。
    重厚な人間ドラマ。この作品が三谷幸喜自身の企画であることに、彼の志を感じます。すべての俳優陣が好演し、すばらしい作品に仕上げていました。

  • 満足度★★★★★

    深みの中に笑いもあり、素晴らしい舞台
    第三帝国を舞台にしたということがわかるタイトルの付け方のうまさから始まり、物語も役者もすべてかいいのだ。

    ネタバレBOX

    1941年暮れのゲッベルス邸での話。
    ゲッベルスの映画好きを軸に物語は進む。

    「来月の会議は事務次官レベルで」という台詞が、ヴァンゼー会議を指していることに気づくも、ゲッベルスは不器用な人、ヒムラーもゲーリングも普通の人というラインで進みつつ、ラストは静かにやってきて寒くなる。
    事実と虚構に笑いをまぶしつつ、本当にうまいと思う。
    脚本と演出、そして俳優が一体となった面白さが味わえた。

    ヒムラーが園芸好きで殺虫剤に詳しいという設定などが憎い。実際に農学を学び、農薬などを製造する会社の研究員だったのだ。
    芸術に関するゲーリングとゲッペルスの関係など細かい知識の上に、見事に虚構を立ち上げ、本当にそうだったのではないか、と思わせてしまう脚本のうまさが光る。

    そんな感覚は日本人の持つイメージからくるものだろうから、ドイツ人俳優でドイツで公演を行ったら、どんな反応が来るのだろうと思った。
    考えるだけでワクワク。
  • 満足度★★★★

    素晴らしい
    私の観劇史上ベストワン作品。笑わせて、笑わせて、笑わせて、最後にシリアスに持っていく。素晴らしい。ただ1幕の最中、舞台の方からずっと雑音が聞こえていた。音響トラブルか。何の説明もなかった。

  • 満足度★★★★

    一段階進化した三谷作品
    率直な感じとしてはタイトルのとおりですかね。

    安易なコメディに走りがちだった過去の作品の作風と比べると
    題材を観る視点が一つ増えたのかな、と思わせます。

    今後もシリアスな作品を生み出してくれることを期待します。

  • 満足度★★★★

    やられたー。
     映画にまつわるコメディかと思ったら、後半はユダヤ人の大量虐殺という重いテーマをつきつけてきた。やられたー。

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